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韓国インディーズ音楽通信 #005(2023年4月3日号)

2023-04-03

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韓国インディーズ音楽通信 #005(2023年4月3日号)

2023-04-03

アンニョンハセヨ! 早いもので、お花見シーズンも終わりに近づいていますね。 

皆さんは、「春」と聞いてどの曲を思い浮かべますか? 私は、HIGH4とIUのコラボ曲「Not Spring, Love, or Cherry Blossoms(봄,사랑,벚꽃 말고)」が毎年この時期になると脳内再生されます。10cmの「What The Spring? (봄이 좋냐??)」も大好き。どちらも、この春のうららかな季節にパートナーのいない寂しさをストレートにうたった歌です。

         

韓国では、毎年ある時期になるとチャートに浮上してくる長年愛されている名曲を「年金ソング(毎年この時期になると曲が再生されて、お金が入ってくるため)」とか「ゾンビソング」と呼んでいるそうです。

春の年金ソングとして知られているのが、ご覧の通り。

✔︎ HIGH4, IU「Not Spring, Love, or Cherry Blossoms(봄,사랑,벚꽃 말고)」(2014)
✔︎ Busker Busker「Cherry Blossom Ending(벚꽃 엔딩)」(2012)
✔︎ Loco, YUJU「Spring Is Gone by chance(우연히 봄)」(2015)
✔︎ 赤頬思春期「Bom(나만, 봄)」(2019)

韓国の春ソングを聴きながら、新生活を気持ちよくスタートしましょう!(AKARI)

というわけで、今月の注目情報を紹介していきます。

韓国インディーズ通信|過去のアーカイブはこちら


韓国アーティスト来日情報

THE CAMP BOOK / 250(イオゴン) 出演

HYBEの新人アイドルグループ、NewJeansのヒット曲を手掛ける音楽プロデューサー、250(イオゴン)の来日が決定!

THE CAMP BOOK 2023
会場:富士見高原リゾート
住所:長野県諏訪郡富士見町境12067
日時:2023年6月10日(土)・11日(日)
※雨天決行/荒天中止
HP:https://the-camp-book.com/

LOWDOWN 30 / 3 NIGHTS IN TOKYO 2023

ブルース、ハードロックをベースに多様なスタイルで韓国ロックシーンを盛り上げてきたLOWDOWN 30(ローダウン30)が、東京で3夜連続公演。

日程/会場:
2023年4月6日(木) 高円寺JIROKICHI
2023年4月7日(金) 調布CROSS
2023年4月8日(土) 吉祥寺BLACK&BLUE

DROPSHIP LIVE IN JAPAN EP.003

K-HIPHOPの重鎮たちが渋谷に登場。

日時:2023年4月15日(金) 開場 17:00 / 開演 18:00
会場:渋谷WOMB(東京)
出演:Paloalto, Kid Milli, Toigo, Skaai, DNOPF(Opening DJ)

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ultramodernista 来日

韓国のシンセポップバンドultramodernistaが、5月21日(日)に新代田FEVERで開催される<Never Ending Homies T.K.H.R.NIW 20th anniv.>に出演決定。

日時:2023年5月21日(日) 開場 17:30 / 開演 18:00
会場:新代田 LIVE HOUSE FEVER

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CRYING NUT JAPAN TOUR 2023

レジェンド級パンクバンド CRYING NUTが、宇都宮出身のロックバンドKiNGONS(キンゴンズ)とともに、日本ツアーを開催。

日程/会場:
4月7(金) 難波mele(大阪)
4月8日(土) 京都MUSE(京都)
4月9日(日)名古屋TOKUZ(愛知)
4月10日(月) 新大久保EARTHDOM(東京)

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ILLAHN, noidman 来日

日時:2023年4月8日(土) OPEN 22:00
会場:渋谷Enter

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...Whatever That Means JAPAN TOUR 2023

ポップパンクバンド...Whatever That Meansの来日ツアー。

日程/会場:
2023年4月14日(金) 神戸 BLUEPORT
2023年4月15日(土) 神戸 246WEST
2023年4月16日(日) 大阪

2023 Yerin Baek Asia-Pacific Tour

日程/会場:
6月5日(月) 恵比寿ザ・ガーデンホール(東京)
6月7日(水) 梅田CLUN QUATTRO(大阪)

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BUZZY ROOTSでは、韓国インディーズアーティストの出演するライブ、フェス情報や、楽曲リリース情報をGoogleカレンダーにまとめた「韓国 音楽イベント カレンダー」を提供中です。ご利用のGoogleカレンダー、スマートフォンにも取り込んでチェックできるので、是非ご活用ください!

◆来日公演に関する情報を掲載希望の方は、下記メールアドレスまでお問合せください。
info@buzzyroots.com

注目の最新韓国音楽情報

サマソニ、フジロック出演情報

4月3日現在、フジロック(7月28〜30日)は第2弾、サマーソニック(8月19、20日)は第3弾までラインナップが発表されています。それぞれ出演が決まっている韓国アーティストは下記の通りです。

サマーソニック:TREASURE、Night Tempo、ENHYPEN、NewJeans
フジロック:Balming Tiger

※最新情報は、各公式サイトを必ずチェックしてください。

コンバース オールスターズ キャンペーン、Silica Gelら若手アーティスト多数出演

有望な若手アーティストとコンバースオールスターズがコラボした、グローバルキャンペーン「Create Next Allstar Series」。 Silica Gel、Jibin、Xin Seha、SUMIN、georgeなど、9組のミュージシャンが参加し、3つの音源「ABC Angel Jessi Nihil XII」「HUMAN」「Twinkle!」が公開されました。夢の共演をお見逃しなく!

韓国の春フェス

「春フェス」の季節!ということで、この季節の代表的なフェスを挙げてみました。それぞれインタグラムのリンクを貼ってあるので、興味のある人は要チェック!

Beautiful Mint Life 2023
日程:5月13日(土)、14日(日)
場所:オリンピック公園
◆10cm、ソヌ・ジョンア、ジョクジェなど、春にぴったりの爽やかでイージーリスニング系アーティストが集結。
Instagram

2023 Daegu HIPHOP Festival
日程:5月6日(土)、7日(日)
場所:大邱スタジアム 補助競技場
◆2013年から続く、韓国国内で最も歴史が古いと言われているヒップホップの祭典。Swings、The Quiett、ZICO、イ・ヨンジなど、豪華ラインナップ。
Instagram

The 15th Seoul Jazz Festival 2023
日程:5月26日(金)、27日(土)、28日(日)
場所:オリンピック公園
◆「ジャズフェス」とありますが、ロックからヒップホップ、R&B、ポップスまで、幅広いジャンルの旬なアーティスト約60組が国内外から集う超有名フェス。
Instagram

第20回 韓国大衆音楽賞 受賞作品・受賞者発表

音楽の専門家たちが審査員を務める「韓国大衆音楽賞(Korean Music Awards)」の受賞者、受賞作品が発表されました。

【速報】2023年 第20回 Korean Music Awards(韓国大衆音楽賞)受賞者・作品が発表| 250、NewJeans、YOUNHA等が受賞

今月の注目記事

K-INDIEチャート

K-INDIEチャートの掲載を再開しました。隔週で更新していきますので、下記ページをブックマークよろしくお願いします!

【K-INDIEチャート】アーカイブ

「現代カード」の文化事業

カルチャースペースからコンサートまで、さまざまな文化事業を手掛ける「現代カード」についての記事を公開中です。面白いイベントを探す手がかりにもなるので、今後も注目していきたい会社です。

現代カードの文化事業を徹底調査① レコード・本・ライブを楽しめる音楽関連スポット

Narotic インタビュー

3月上旬に日本ツアーを開催したインディーバンド、Naroticのインタビュー記事を掲載しています。

韓国のロックバンド Narotic 来日記念インタビュー|INTERVIEW #36

      

今月の注目アルバム

So!YoON!『Episode1 : Love』(2023年3月14日リリース)

ロックバンドSE SO NEONのフロント・パーソン、So!YoON!が待望のセカンド・フルアルバムをリリース! 『Prologue:Love』として先行公開された「Bad」「CANADA」、BTSのRMとコラボした「Smoke Sprite」など、計11曲が収録されています。発売前後で関連コンテンツを頻繁に出して、告知にもかなり力を入れていた印象(SNSの更新頻度もすごかった)。RM以外にもパク・チユン、Y2K92のジビンを迎え、アルバム全体として音色が多様でミュージシャンとしての野心を感じる! ファースト・フルアルバムと比較して英詞の楽曲も多く、一番最後の収録曲タイトルに「to be continued...」とあることから、今後のさらなるグローバルな飛躍を予感させる一枚。


 

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  • この記事を書いた人

Akari

1994年生まれの自称、韓国音楽PR大使。インディペンデントな韓国のミュージシャンや業界人を中心にインタビューやコラムを執筆。「韓国の音楽をジャンルレスに届ける」をモットーに、韓国インディーズ音楽特化型メディア「BUZZYROOTS」の運営やDJイベントへの出演、アーティストのアテンドなど、多岐に渡り活動中。一番の推しバンドは、SURL。

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