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K-INDIE CHART

【Vol.240】K-INDIEチャートTOP30 (2023/2/11-2023/2/25)|Hyodo and BASSのLP版が首位獲得

韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2023年2月11日〜2月25日分をご紹介。

                                          

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1位|Hyodo and BASS『Hyodo and BASS』[LP]

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・リリース日(LP):2023/02/23
・カテゴリ:ロック

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2位|byebyesea(アンニョンパダ)『701』[LP]

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・リリース日(LP):2023/02/16
・カテゴリ:ロック

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13位|kennytheking『tales』

https://youtu.be/GEZXmM_WDDc

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・リリース日:2023/02/22
・カテゴリ:R&B

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14位|mong_gle(モングル)『Pebble Stone』[LP]

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・リリース日:2023/02/15
・カテゴリ:フォーク

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19位|8rosh peridot(パロシルペリドット)『Full Time Workers』

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・リリース日:2023/02/14
・カテゴリ:ロック

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SUMMARY

1位を奪取したのは、Hyodo and BASSが2021年10月22日にリリースした1stフルアルバム『Hyodo and BASS』のLP版。Hyodo and BASSは、かつてBalming TigerでByung Unという名前で活動していたチャン・ソクフンが2021年に突如結成したバンドで、その存在が明るみになると、メディアがこぞって「期待のバンド」として取り上げた。チャン・ソクフンはギター兼ボーカルを務め、バンド numnum(ノムノム)のギタリストでもあるHukky Shibasekiがドラム、同じくnumnumのE jaeがベースを担当している。現時点ではSpotify、Apple Musicといったストリーミングサイトでは音源が公開されておらず、YouTube、bandcamp、もしくはフィジカルでしか聴くことができないようだ。バラエティに富んだ計24曲の超大作をぜひ聴いてみてほしい。

2位は、3人組モダンロックバンド byebyesea(アンニョンパダ)の5thフルアルバム『701』LP版。A面では「出会い」を、B面では「別れ」をイメージしており、バンド名を体現したアルバムとなっている。

13位には、温かみあるヴィンテージサウンドが愛されポイントの新鋭シンガーソングライター kennythekingのEP『tales』、14位には、シンガーソングライターの登竜門と呼ばれる<ユ・ジェハ音楽コンテスト>に入賞し頭角を現した mong_gle(モングル)の『Pebble Stone』(LP)がランクイン。

そして、最後にご紹介するのは、19位の8rosh peridot(パロシルペリドット)。ジェウ、ヨンジェ、ヨンジン、そしてGOODKIDが所属する4人組のオルタナティブバンドだ。 2018年にフルアルバム『COMMON LIFE』でデビューし、2022年にEP『Flower and Gips』をリリース。そして、今回チャートインした『Full Time Workers』を2023年のバレンタインデーに発売した。彼らは、スタジオの外ではエンジニアや研究員といったミュージシャンとは別の顔を持つ、まさに「フルタイムワーカーズ」だ。そのせいか、彼らの音楽からは、限られた時間の中で作品を作り上げる器用さと知性を感じる。そして、いい意味で音楽に対するプレッシャーを感じさせず、その音作りの多様さからは遊び心すら感じる。仲間と心から音楽を楽しむ様子が伝わってくるのだ。それぞれ別の仕事を抱えながらも音楽活動を通じて自己表現を続ける彼らを追いかけることで、生き方のヒントが見つかるような気がして、今後も目が離せない。気になった方はぜひ「8호실 peridot」で検索してみてほしい(英語名だとストリーミングサイトで引っかからないため)。

©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD

      

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韓国最大手のインディ・ディストリビューター<Mirrorball Music>が提供している、インディアーティストに特化した音楽チャート。Yes24、Interpark、MIHWADANG、HYANG MUSICなど、韓国大手オンライン販売サイトやレコードショップでのアルバム販売数を基準に算出している。韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル<Bside>が<Mirrorball Music>と公式ライセンスを結び、BUZZYROOTSとコラボで最新のチャートを随時公開していく。

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AKARI

AKARI

エディター|ライター

1994年生まれの自称、韓国音楽PR大使。インディペンデントな韓国のミュージシャンや業界人を中心にインタビューやコラムを執筆。「韓国の音楽をジャンルレスに届ける」をモットーに、韓国インディ音楽に特化したWEBマガジン「BUZZY ROOTS」の運営や、音楽・カルチャーメディアへの寄稿、広報、DJイベントへの出演、アーティストのアテンドなど、できることなら何でも形を問わず行なっています。プライベートでは、韓国人の夫と結婚し、二人の子どもを出産。子育てをしながら東京とソウルを行き来しています。

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