Korean Indie Music and Culture

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BUZZY ROOTSの韓国音楽通信 Vol.10(2025年5月号)

365日韓国音楽を楽しみ、地道にリサーチを続けるBUZZY ROOTS編集部の脳内メモをおすそわけする韓国音楽通信。インディを中心に話題になった出来事や作品の魅力を記録し、シーンの変化を定点観測していきます。

         

おすすめ来日公演

OhChill(오칠 / オーチル)

OhChill 日本公演

OhChillは、ユン・ジュンホン(ギター/ボーカル)、キム・ソル(ドラム/ボーカル)からなる男女混成の2人組ロック・デュオ。2014年5月に韓国・全州で結成され、オルタナティブ、ガレージ、パンクの要素を融合させたエネルギッシュなサウンドを鳴らす。2023年にリリースした2nd フルアルバム『The Burning City』は韓国大衆音楽賞ロックアルバム賞にノミネート。

6月6日(金) 東京・下北沢 THREE
6月8日(日) 東京・渋谷 Rubyroom
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Leaveourtears(리브아워티어스 / リーブアワチアズ)

Leaveourtears Asia Tour in Tokyo

Leaveourtearsは、off the menuやPATZなど様々な韓国インディ・アーティストのサポートメンバーや楽曲参加をしている、キム・ジョンフンによるソロ・プロジェクト。リスナーの心の中に訴えかけるようなダークで重厚感のある轟音を奏でるライブ・パフォーマンスは、ソウル公演でオーディエンスに耳栓を配布するほどの迫力[詳細]。

6月18日(水) 東京・下北沢 LIVE HAUS
6月20日(金) 東京・新宿 SPACE
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その他の公演情報は下記ページからチェック!

          

話題の韓国音楽ニュース

Balming Tiger、海外ツアー決定

大規模音楽フェスを含めたツアー『WORLD EXPO TOUR 2025』が開催決定。海外7都市を2ヶ月かけて回る。7月5日、モンゴルのウランバートルの『Playtime Festiva』を皮切りに、香港、台湾をめぐり、日本の『Fuji Rock Festival』に続く。 8月にはイギリス3都市で舞台が繰り広げられます。

          

イ・ヨンジ、星野源のアルバムに参加決定

星野源の6th Album『Gen』が5月14日にリリース。6番目の収録曲「2」にラッパーのイ・ヨンジがフィーチャリングで参加。

        

ペンタポートロックフェス、第一弾ラインナップ公開

8月1日〜3日に開催される夏フェス『仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル 2025』の第一弾ラインナップが発表されました。アーリーバードチケットは、オープン後わずか4分で売り切れ。日本からはASIAN KUNG-FU GENERATIONが出演し、HYUKOHとSUNSET ROLLERCOASTERによる特別コラボステージも予定されています。

     

Asian Pop Festival、第三弾ラインナップ公開

今年で2回目、6月21日〜22日に仁川・Paradise Cityで開催される『ASIAN POP FESTIVAL 2025』の第三弾ラインナップが発表されました。アジア中から注目アーティストが集結。日本からは、EGO-WRAPPIN’、mei ehara、MONO NO AWARE、tofubeats、chelmico、Yogee New Waves等が出演予定。

          

日韓インディバンドが集うショーケース開催

東京・新宿と渋谷を舞台に、日韓インディーズの今を切り取るminiフェス『Any Good Music Here? SHOWCASE!(AGMH)』が、5月9日・10日の2日間にわたり開催されました。日本からはCheChe、Luby Sparksの2バンド。韓国からは、2 Day Old Sneakers、Ghost Bookstore、POLYAMORY、The OneButton、Sunset On The Bridgeの5バンドが出演。

      

2025年4月 – おすすめアルバム

2025年4月にリリースされたフルアルバム、EP、コンピレーションアルバムの中からおすすめ作品をピックアップ。未聴作品があれば、ぜひ聴いてみてください!

    

Birds, Promises, Moonlights
Pishu / ピシュ
Release Date:2025.04.04
📝 ピアノを用いてシューゲイズ、エレクトロサウンドを織り交ぜた音楽を追求するアーティスト・Pishuの2nd EP。
🎧 #眠れぬ夜のBGM|#電子音楽|#ポップロック
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howtouse『Who-made-this-vol.2』

Who made this? vol.2
howtouse
Release Date:2025.04.04
📝 実力派プロデューサー等が参加したコンピレーションアルバム。電子音楽をベースにした7つのトラックからなる今回のアルバムは、howtouse主導で製作。
🎧 #夜の深呼吸タイム|#電子音楽
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Jung-MinHyuk『Borrowed-Hearts』

Borrowed Hearts
Jung MinHyuk / チョン・ミンヒョク
Release Date:2025.04.06
📝 バンドLacuna、「スーパーバンド2」POCOのギタリストとして知られるチョン・ミンヒョクがシンガーソングライターとしての初のEPをリリース。
🎧 #夕暮れマジックアワー|#ロック
Spotify


Shin-In-Ryu『Shining-Strike』

Shining Strike
Shin In Ryu / 新人類
Release Date:2025.04.08
📝 弘大シーンで注目を集めている3人組バンド、Shin In Ryuの1stフルアルバム。キラキラ輝く「魂のビレッジ」への道。
🎧 #昼下がりのチルタイム|ロック
Spotify


gyun『PSEUDO-2.0』

PSEUDO 2.0
gyun / ギュン
Release Date:2025.04.14
📝 Beautiful Noise所属ラッパーのEP。「中のライトは壊れているけど、まだ点きます。」
🎧 #通勤・通学ラッシュ|#ロック
Spotify


Bye-Bye-Badman『Bad-Timing』

Bad Timing
Bye Bye Badman / バイバイバッドマン
Release Date:2025.04.15
📝 2011年にデビューし、しばらく活動休止していたが、約7年振りの活動再開とともにフルアルバムをリリース。
🎧 #通勤・通学ラッシュ|#ロック
Spotify


Jimmy-Brown-Rahul-Rajkhowa『Six-Mile-To-Seoul』

Six Mile To Seoul
Jimmy Brown, Rahul Rajkhowa
Release Date:2025.04.20
📝 R&Bシンガー・Jimmy Brownと、インドのSSW・Rahul RajkhowaによるコラボEP。
🎧 #夕暮れマジックアワー|#R&B
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cacophony『Aprils-Party』

April’s Party
cacophony / カコフォニー
Release Date:2025.04.21
📝 今年、日本、韓国、台湾を巡る初アジアツアーを開催したシンガーソングライター、cacophonyのEP。幼い頃の感情と記憶。
🎧 #昼下がりのチルタイム| #ロック
Spotify

     

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あとがき

私が韓国インディにのめり込むきっかけとなったBye Bye Badmanが久々に再始動し、胸の高鳴るのを感じた4月。そして、前から気になっていたGogohawkへのインタビューも実現。BUZZY ROOTSに寄稿してくださる方も現れて、小さな場所に新しい風が吹き始めた実感も。忙しない日々の中でも、音楽を通じたつながりに励ましをもらった1ヶ月でした。(AKARI)

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AKARI

AKARI

エディター|ライター

1994年生まれの自称、韓国音楽PR大使。インディペンデントな韓国のミュージシャンや業界人を中心にインタビューやコラムを執筆。「韓国の音楽をジャンルレスに届ける」をモットーに、韓国インディ音楽に特化したWEBマガジン「BUZZY ROOTS」の運営や、音楽・カルチャーメディアへの寄稿、広報、DJイベントへの出演、アーティストのアテンドなど、できることなら何でも形を問わず行なっています。プライベートでは、韓国人の夫と結婚し、二人の子どもを出産。子育てをしながら東京とソウルを行き来しています。

  1. 【Vol.294】K-INDIEチャートTOP30 (2025/5/11-5/25)|チャンナビの4thフルアルバムが首位|若者に寄り添うロックサウンドに注目

  2. 日韓音楽シーンをつなぐヒントはここに。『Any Good Music Here?』主催者・出演者に聞く“越境ショーケース”の舞台裏|INTERVIEW #60

  3. 【Vol.293】K-INDIEチャートTOP30 (2025/4/26-5/10)|wave to earth、HWAKIN、シン・ヒョニらのアルバムがチャートを席巻

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