10月下旬から11月上旬にかけて、韓国のアーティスト Minhwi Lee(イ・ミンフィ)& Taehun Lee(イ・テフン)のジャパンツアー開催が決定した。計4公演が予定されており、最終日はアジア各国からアーティストが集結するショーケースライブイベント「BiKN SHIBUYA」で締めくくる予定だ(BiKN SHIBUYAへの出演はMinhwi Leeのみ)。
Minhwi Lee(イ・ミンフィ)は、1989年生まれ。ソウル在住。演劇・映画・ドラマ・ゲーム等の劇伴音楽の作曲家としてのキャリアと並行して、2011年にアコースティックギターとグジャングジャン(韓国の伝統的な打楽器であるチャングを改造したもの)という編成の型破りなガールズパンクバンド、ムキムキマンマンスを結成し、翌年デビュー・アルバムをリリース。2年にも満たない短い活動期間中にインディーシーンの枠を超えた大きな注目を浴び、一躍時代の寵児となる。バンド解散後の2013年に初のソロ名義のリリースとなるEP『Dictée(ディクテ)』を発表。2016年にはファースト・アルバム『ピリン・イプ(借りた口)』をリリースし、この作品で韓国大衆音楽賞の最優秀フォーク・アルバム賞を受賞。その後は、数多くの劇伴音楽を手がける傍ら、元バムソム海賊団のチャン・ソンゴンらと結成したドゥームメタル・バンド、Gawthropでベースを担当し、2人の音楽家と版画家の3名から成るプロジェクト、サムスン(三乗)でピアノを担当するなど、旺盛な創作活動を続けている。2023年11月に7年ぶりとなる待望のセカンド・アルバム『ミレエ・ゴヒャン(未来の故郷)』をリリース予定。
ギタリストのTaehun Lee(イ・テフン)は「狂った演奏者」としてよく知られている。2009年、韓国では希少なジャズ・ファンク・バンド、セカンド・セッションのギタリストとして卓越したリズム感を示した彼は、その翌年、ロック、ジャズ、メタル、レゲエ等、様々なジャンルを横断するバンド、ヘリヴィジョンを結成してまた別の衝撃をもたらした。のみならず、やはり韓国では希少なサンバ・バンド、ファブンのギタリスト兼リーダー、インプロヴィゼーション・トリオ、カデホのギタリストとしても活動し、ZION T、ソサムエル、チョンギゴ、ペク・ヒョンジン等、様々なアーティストのセッション・ギタリストとしても、それこそ狂ったような活動量を見せている。そんな彼がリリースしたギター・ソロ・アルバム群には、意外にもブラジルのショーロに基盤を置いた優雅でクラシックな演奏が収められている。
イベント詳細
『Minhwi Lee (イ・ミンフィ) & Taehun Lee (イ・テフン) Japan Tour 2023』
10/29 (日) 大阪・CCO クリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)
<KITAKAGAYA FLEA 2023 AUTUMN & ASIA BOOK MARKET>
@kitakagaya_flea https://kitakagayaflea.jp/
開場 11:00 開演 16:30 (予定)
出演 Minhwi Lee , Taehun Lee
お問い合わせ: LLC インセクツ 06-6773-9881
10/30 (月) 京都・外
@soto_kyoto https://soto-kyoto.jp/
開場 19:00 開演 19:30
出演 Minhwi Lee, Taehun Lee
予約 2,500円 当日 3,000円
チケット予約 https://soto-kyoto.jp/231030reservation/
お問い合わせ info@soto-kyoto.jp
11/1 (水) 松本・ Give me little more.
@givemlm https://givemelittlemore.blogspot.com/
開場 19:00 開演 19:30
出演 Minhwi Lee, Taehun Lee, Enno Cheng (TW), daborabo
予約 3,000円 当日 3,500円
お問い合わせ・チケット予約 give.melittlemore@gmail.com
11/3 (金・祝) 東京・7th FLOOR
<BiKN shibuya>
@biknshibuya https://bikn.asia/
出演 Minhwi Lee 他多数(6会場同時開催)
開場 11:00 開演 12:00
前売 8,900円(ドリンク代別)
チケット https://w.pia.jp/t/bikn-shibuya-23/
お問い合わせ shibuya@bikn.asia