【Vol.252】K-INDIEチャートTOP30 （2023/8/11-2023/8/25）｜wave to earthがTOP2独占｜HeyMen、Dabda、NANPARANの新譜を要チェック

韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2023年8月11日〜8月25日分をご紹介。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

NEWCOMER OF THE WEEK

1位｜wave to earth『summer flows 0.02』[再発売]

　　　　　　　　　　

2位｜wave to earth『wave 0.01』[再発売]

　　　　　　　　　　

3位｜Summer of Thoughts（センガゲヨルム）『Hands』[LP]

　　　　　　　　　　

4位｜Line and Circle（ソングァヨン）『Night and Day』[LP]

　　　　　　　　　

5位｜Lee Kang Seung（イ・ガンスン）『Korean Dream』[LP]

　　　　　　　　　

6位｜Kang Huh Dalrim（カンホダルリム）『LOVE』[LP]

　　　　　　　　　

9位｜Parannoul（パランノウル）『To See the Next Part of the Dream』[LP]

　　　　　　　　　

17位｜Ahn Dayoung（アン・ダヨン）『ANTIHERO』[LP]

　　　　　　　　　

21位｜HeyMen（ヘイメン）『Shelter』

　　　　　　　　　

22位｜Dabda（ダブダ）『Yonder』

　　　　　　　　　

29位｜NANPARAN（ナンパラン）『Summer Wave』

　　　　　　　　　　　　

SUMMARY

今回のチャートは、TOP2を独占したwave to earthのアルバムをはじめ、既出作品の再発売・LP版が上位に多数ニューエントリーした。すでに当サイトでご紹介している作品も多いため、ここでは、直近初めて世に放たれた新作に絞ってご紹介したいと思う。

21位に登場したのが、HeyMen（ヘイメン）の1stフルアルバム『Shelter』（2023年8月7日リリース）。HeyMenは、2017年デビューのドヨン、コンタン、Terry Kimで構成された3人組のポップ・パンク・ロックバンド。直近では、「MU:CON 2020」や「Grand Mint Festival」などの大規模イベント出演のほか、昨年放映され話題となったMnetのバンドサバイバル番組「Great Seoul Invasion」でTOP 5に入り注目を浴びた。『Shelter』は、大学時代の小さな夢から始まったという彼らのこれまでの音楽活動や成長のプロセスを盛り込んだ自叙伝のようなアルバム。中毒性のあるサウンドとボーカルに注目。

22位は、4人組マスロックバンド・Dabdaの5曲入りEP『Yonder』（2023年8月25日リリース）。2020年6月に満を持して1stフルアルバム『But, All The Shining Things Are』を発表したものの、その後のパンデミックの影響で満足のいくような音楽活動ができずに停滞気味だった彼らの起爆剤となることを期待してリリースされた本作。フェスで活躍しそうな清涼感あふれる楽曲や、新たなサウンド、エフェクトが取り入れられている。来月9日には来日公演が確定しており、2021年にシングル「Jungle Gym」でコラボしたtoeのTakashi Kashikuraと共演予定だ。

29位は、4人組バンドNANPARAN（ナンパラン）の1st EP『Summer Wave』。深い海の中で自分のミスに気づき挫折するものの、希望を見出そうとする「The Ocean」や、「愛」を彼らなりに解釈し綴った「Shooting Star」など、計5曲が収録されている。まだデビューから日が浅く、ネットに上がっている情報は少ないが、NAVER Blogで「난파란맨（ナンパランメン）」という名前で活動の様子を更新しているようだ。気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

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