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【翻訳記事】今はカフェインが欲しい!:Seoul Vibes Pt. 19

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【翻訳記事】今はカフェインが欲しい!:Seoul Vibes Pt. 19

以前当サイトで紹介した、オンライン音楽ブランド・KozyPop。彼らが選曲するプレイリストは人々のライフスタイルに馴染む心地の良い音楽と、まだ見ぬ新進気鋭のアーティストたちに出会える機会となっている。耳の早い海外のリスナーを中心にさらに注目を集めており、SNSでは様々な言語で紹介されているのを目にする。

そんなKozyPopが新たなサービスとしてウェブマガジンをスタートした。YouTubeやSpotifyのアルバムやプレイリストと共に、より詳しくその魅力を伝える記事もぜひチェックしてほしい。

BUZZY ROOTSでは日本のKozyPopファンに向け、ウェブサイトに掲載されている記事の翻訳版を順次アップロードしていく。

第十弾となる今回は、秋晴れの空の下でゆったり楽しみたいアルバム・『Seoul Vibes Pt. 19』について紹介する。

原文 [원문]:지금은 카페인이 필요해! : Seoul Vibes Pt. 19


空が高くなるとかすかに眠気がやって来る。高かった不快指数が引いていくと、新たな悩みの種が登場するのだ。慌ただしい朝が過ぎて一息ついた昼食の後、食後の眠気がそうっと忍び寄ってくる、そんな感じだ。私たちにはカフェインが必要だ!ご飯2杯食べても元気だったあの頃が恋しくもあるが、私たちは今日もコーヒーまたはエナジードリンクと一緒に飛んでいきそうな意識を呼び戻しながら一日を耐えている。

今回Kozypopが紹介するプレイリストはあなたの目蓋を少しでも軽くしてくれるアップビートな楽曲たちだ。9月末にリリースされたSeoul Vibesの19枚目のコンピレーションアルバム『Seoul Vibes Pt. 19』は、これまでと同じくSoundCloudで愛され続けている新鋭アーティストたちの曲を厳正に選定し収録している。これによって緩んだ集中力はもちろん、しばらくの間忘れていた秋の感性も共に呼び戻してほしい。

Seoul Vibes Pt.19 Album Cover

               

『Seoul Vibes Pt. 19』の主なテーマは季節感を生かしたアコースティックなサウンドだ。ブラウンとコーヒーをオブジェクトに持ってきたアートワークからも分かるように、アルバムは秋や暖かさなどのキーワードを掲げているのが特徴だ。このように、一つのトーンアンドマナーを作っていきながらも、多様性を生かすために、既存のR&Bスタイルだけではなくインディーポップのジャンルの曲も共に収録した。一方、愛と別れ、そして新たな出会いに繋がる18個のトラックのストーリーテリングに集中してみるのも、アルバム鑑賞において独特な聴き方が出来るだろう。

キーワードだけ見ると『Seoul Vibes Pt. 19』はリラックスしたイメージが浮かぶだろうが、カフェインとなるに十分なエネルギーが込められている。タイトル曲「Blossom」は開花を意味するタイトルらしく高揚するバイブを誇る。

kenessiのラップとシンギングを行き来するボーカルはいつでも予想できない楽しさをくれる。サブタイトル曲「On Your Mind」は参加陣の中で唯一の女性シンガー・Emi Choiの曲だ。この曲はアコースティックとジャジーなサウンドをハスキーなトーンと上手く織り成し、アルバムが見せようとするカラーを最もよく表出している。

KozyPop – On Your Mind (Song By Emi Choi) Illust Audio

                   

収録曲はどうだろう。一つ目のトラックであるPlastic Caseの「BLUE」は青空を歌いつつアルバム全体の雰囲気を作り上げている。このように二つのタイトル曲を聴いた後に104の「Rather」を通じて寂しさは最高潮に達する。次のトラックであるDongKyu DongKwanの「Walking」はアルバムのムードの転換点と言える。先立って言及したストーリーテリングに集中して鑑賞するとより面白い曲だ。一方、Nomadの「Missed Call」とPOLOの「Not Lonely Night」ではR&Bとオルタナティブな味わいが最も際立っている。そして異国的なバイブが印象的なAzitizの「Movin’ On」で『Seoul Vibes Pt. 19』が終わりを迎える。このように前半の気楽さと後半の新鮮さを基準にアルバムを鑑賞してみても良いだろう。

              

※KozyPop Magazineエディター、チェ・スンリョル氏による記事です。


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Izumi

韓国ミュージックライター。他業界とパラレルワークで活動中。ドラマ、音楽をはじめ韓国エンタメ愛好歴は10年以上になるが、ライターとしてはまだ4年目。 韓国留学を機にインディシーンの虜に。 自由な表現でアイデンティティを発信している新進気鋭のアーティストを広めるべく、業界人やアーティスト等にインタビューし記事を掲載するほか、プロモーション記事企画や映像企画を実現。 近年ではアジアのミュージシャンに活動の範囲を広げ、多岐にわたり活動している。

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