韓国ソウルを拠点に活動する電子音楽家・Mount XLR(マウントエックスエルアール)が、9月11日(木)にデビューEP『Phase i』をリリースした。
Mount XLRは、シングル『Physic』の収録曲「Oving」にて、第22回韓国音楽大賞の最優秀電子音楽トラック賞を受賞した経歴を持つ。ポスト・ダブステップ、UKガラージ、ブレイクビーツ、シカゴ・フットワークなどに影響を受けたバックグラウンドを持って、2023年夏にシングル『Acid Wasp』でソロデビュー。『Forte / 900 Wasps』(2023年)では、韓国を代表する歌手Crushとのコラボレーションにより、R&B調のボーカルを導入。パンチの効いたリズムとダンスフロアに呼応するエネルギーを持った本作は、音楽コンテンツクリエイター、デリック・ジーからの注目を集め、イギリスのミュージシャンJamie XXやFred again..にまでMount XLRの名前が広がった。Fred again..は自身のSNSでMount XLRをフィーチャーし、XL Recordingsのリチャード・ラッセルはBBCラジオ1の番組でプレイ。『Forte / 900 Wasps』は世界中から新たなリスナーの波をMount XLRにもたらした。
その後、シングル『Physic』(2024年)と『Xai』(2025年)をリリース。コンピレーションアルバム『SCA2』(SoundSupply_Service)やHudson Mohawke&Nikki Nairの『Set The Roof Remixes EP』などにも参加。また、世界的K-POPグループaespaのリミックスを手掛けたことで話題となった。Warp RecordsやXL Recordingsのプレイリストをはじめ、Spotify公式プレイリストにも多数選出されており、特に「bleep^glitches」は24万3千回以上、「Electronii[K]」は3万回以上の保存数を記録している。
彼は、サウンドを彫刻のように立体的なものとして構築していく。そのサウンドは脈打つ実体であり、荒削りだ。彼の音楽の特徴的とも言える、緊張と解放の感覚が絶えず存在する部分は今作『Phase i』でも健在だ。アンビエントなイントロから始まり、速いBPMを経て、UKのアーティストTommy Barlowとのコラボレーションによる内省へ潜り込み、ラストでピークに達する。今作はDJセットのような精密さと鋭さを持ってまとまっている。UKミュージック(特にベース・ミュージック、ポスト・ダブステップ、ガラージ)に深く影響を受けた今作は、10年前のサウンドへのオマージュとモダンなアプローチが混在している。同時に、現行するソウルのアンダーグラウンドシーンで好まれる、よりハードでパンチの効いたテクスチャーも取り入れている。一曲目の『Fadees』では、インディ・ロックバンドSE SO NEONのボーカル/ギターであるSo!YoON!の声をサンプリングし、シンセにマッピングして構築した楽曲であることもポイントだ。
■ Mount XLR:Instagram | Spotify | Apple Music | Bandcamp
リリース情報

Artist : Mount XLR
Title:Phase i
Release Date : 2025-09-11
Label:SoundSuplly_Service
Track List:
01. Fadees
02. Limequaker
03. Xai
04. Unsigned Beats #1
05. Mount XLR, Tommy Barlow – See These
06. Codrington Bounce
Credits:
Produced by Mount XLR
Composed by Mount XLR
Arranged by Mount XLR
Mixed by Kwangjae Jeon
Mastered by Kwangjae Jeon
Artwork by Jongbin Choi
A&R Jongbin Choi, Paola Laforgia
Track 1 “Fadees”
Composed by Mount XLR, So!YoON!
Additional vocals by So!YoON!
Track 5 “See These”
Composed by Mount XLR, Tommy Barlow
Produced by Mount XLR, Tommy Barlow
Arranged by Mount XLR, Tommy Barlow
Vocals by Tommy Barlow
Lyrics by Tommy Barlow