韓国インディ音楽シーンの「今」がわかるチャート「K-INDIE チャート」。Vol.312(2026年2月11日〜2月25日分)をご紹介。シンガーソングライター・HANROROの1st EP、バンド・Sanboの1stフルアルバムなど、注目作が多数ランクイン。

Editor’s Picks
1位|HANRORO『Take-off』[再発売]
2026年の韓国大衆音楽賞で「今年のミュージシャン」部門を受賞し、注目を集めたシンガーソングライター・HANRORO(ハンロロ)の1st EP『Take-off』。韓国語のタイトルは『이상비행』で「理想飛行」と「異常飛行」をかけている。現実から抜け出し、夢と「理想」を追う人々を「異常」に見る人が最近増えていると感じ、その視線から抜け出し「理想」を探して飛行したいという意志が込められている。清涼感のあるロックサウンドとパワフルなボーカルにご注目を。
8位|Sanbo『Lumpen』
学生時代の友人4人が集まって結成されたSanbo(サンボ/산보)は、2024年9月にデビュー作『Lumpen』を世に出した。疾走するギターのリフが身体を前へ引っ張るようなリード・トラック「Getawayfromme」から、手紙を読み上げるようなたたずまいの「Portrait」まで、多彩な楽曲により最後まで飽きさせない工夫が詰まっている。収録曲「Wabuwabu」はバンド音楽専門のInstagramマガジン・AoBのコンピレーションアルバムにも選ばれており、リリース直後からシーンの耳に届いていたことがわかる。2026年からはバンドのシリーズ公演「遅々不進」を始動。OYSTERS、Gogohawkといった面々を迎えながら、ライブという場で新たな化学反応を重ねている。そして2026年2月には早くも2ndフルアルバム『Arnica』をリリース。『Lumpen』で掴んだ手応えを、次の一歩へと着実につなげている。
Newcomer List
- HANRORO『Take-off』[再発売]
- HANRORO『HOME』[再発売]
- TOUCHED『TOUCHED GSI Edition』[LP]
- YdBB『YUDABINBAND GSI Edition』[LP]
- Kim Suyoung『Antiguo Trunk』[LP]
- Sanbo『Lumpen』
- POSER『力拔山氣蓋世:Extended Ver.』
- imzoo『MISSING: 19』[LP]
- Honey Pepper『The Circle』

©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD