K-INDIE CHART

【Vol.276】K-INDIEチャートTOP30 (2024/08/11-08/25)|海外進出を仕掛けるバンド Nerd Connection、Lacunaの新作が初登場

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【Vol.276】K-INDIEチャートTOP30 (2024/08/11-08/25)|海外進出を仕掛けるバンド Nerd Connection、Lacunaの新作が初登場

韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2024年8月11日〜8月25日分をご紹介。

         

NEWCOMER OF THE WEEK

1位|Nerd Connection(ナードコネクション)『And yet, We still』

・リリース日:2024/08/12
・カテゴリ:ロック

                     

2位|Lacuna(ラクナ)『Ghost』

・リリース日:2024/07/29
・カテゴリ:ロック

                

3位|Meaningful Stone(キム・トゥットル)『COBALT』[LP]

・リリース日(LP):2024/08/22
・カテゴリ:ロック

               

24位|Piano Shoegazer X Jang Myung Sun(ピアノシューゲイザー X チャン・ミョンソン)『Wood Wide Web』

・リリース日:2024/08/08
・カテゴリ:エレクトロ

                

25位|Meotjinsaeng(モッジンインセン)『Kublai Khan』[LP]

・リリース日(LP):2024/08/22
・カテゴリ:ロック

         

SUMMARY

1位は、ロックバンド Nerd Connection(ナードコネクション)の2ndフルアルバム『And yet, We still』。「ただ生きているというだけで、すべての過程がすでに素晴らしいということを詰め込んだ宣言文」と自ら定義しており、応援と癒しに満ちた全14曲のアルバムとなっている。迷ったらまずはタイトル曲の「Losing Myself」「You」「Freddy」「The Highest Tie」を。9月末のソウル公演を皮切りにアジアツアーがスタートし、11月5日(金)には東京公演が予定されている(info)。

2位は、MPMG MUSIC所属の4人組ロックバンド Lacuna(ラクナ)による5枚目のEP『Ghost』。パワフルなサウンドが「幽霊」というテーマと相まって独特な雰囲気を醸し出す。これまでに国内外の大型フェスティバルに出演し、今年2月にはタイ・バンコクで初めて海外単独公演を開催。直近では、台湾バンド I Mean US、タイのバンドTelevision off とのコラボを果たすなど、海外にも積極的に進出する姿勢を見せている。

24位は、長年の友人でもあるPiano ShoegazerとJang Myung Sun(チャン・ミョンソン)によるコラボEP『Wood Wide Web』。アルバムタイトルは、カナダの山林生態学者スザンヌ・シーマドの研究から来ており、緊密に絡み合った菌糸体と木の根が養分や情報を伝達する「菌根ネットワーク」を意味する。 これにインスピレーションを受け、複雑で繊細な電子音楽を通して、自然をさまざまな有機体が繋がり合う巨大な連結網のように描いている。まさに、人工美と自然美を巧みに融合した一作。

©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD

      

K-INDIEチャートとは

韓国最大手のインディ・ディストリビューター<Mirrorball Music>が提供している、インディアーティストに特化した音楽チャート。Yes24、MIHWADANG、HYANG MUSICなど、韓国大手オンライン販売サイトやレコードショップでのアルバム販売数を基準に算出している。韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル<Bside>が<Mirrorball Music>と公式ライセンスを結び、BUZZYROOTSとコラボで最新のチャートを随時公開していく。

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チャートで振り返る韓国インディ音楽シーン|K-INDIEチャート30

2024/10/3  

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INTERVIEW

韓国インディーズ音楽との出会いのきっかけを届ける「Bside K-Indies Series」仕掛け人の思いに迫る|INTERVIEW #16

2021/6/8    

韓国の実力派アーティストを日本国内に紹介するレーベル〈Bside〉が展開している7インチレコードリリース企画「Bside K-Indies Series」の仕掛け人、〈Bside〉代表のキム・ソニ氏にインタビューを敢行。

COLUMN

【翻訳記事】日本に活路を見出す韓国のインディーズ音楽チャート

2020/9/27    

韓国メディア『メディア・オヌル』にて公開された、文化評論家 ソン・サンミン氏による韓国の音楽チャートに関する記事の日本語版を公開。

 

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  • この記事を書いた人

Akari

1994年生まれの自称、韓国音楽PR大使。インディペンデントな韓国のミュージシャンや業界人を中心にインタビューやコラムを執筆。「韓国の音楽をジャンルレスに届ける」をモットーに、韓国インディーズ音楽特化型メディア「BUZZYROOTS」の運営やDJイベントへの出演、アーティストのアテンドなど、多岐に渡り活動中。一番の推しバンドは、SURL。

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