【Vol.258】K-INDIEチャートTOP30 （2023/11/11-2023/11/25）｜海外配信サービスで好調のWave to Earthが首位、TOP10に新譜相次ぐ

韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2023年11月11日〜11月25日分をご紹介。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

NEWCOMER OF THE WEEK

1位｜wave to earth（ウェーブトゥーアース）『0.1 flaws and all.』[LP]

　　　　　　　　　　

2位｜Yoon Jiyoung（ユン・ジヨン）『In My Garden』[LP]

　　　　　　　　　　

3位｜Choi Yuree（チェ・ユリ）『When I stop thinking』

　　　　　　　　　　

4位｜Jeongmilla（ジョンミラ）『RiverSide』

　　　　　　　　　

5位｜Meaningful Stone（キム・トゥットル）『A Call from My Dream』[LP]

　　　　　　　　　　

6位｜Minhwi Lee（イ・ミンフィ）『Hometown to Come』

　　　　　　　　　　

7位｜no reply（ノーリプライ）『It was love』

　　　　　　　　　　

8位｜The Black Underground（ザ・ブラック・アンダーグラウンド）『Tremolo Honey Pop』

　　　　　　　　　　

9位｜Life and Time（ライフアンドタイム）『The Great Deep』[LP]

　　　　　　　　　　

10位｜Life and Time（ライフアンドタイム）『LAND』[LP]

　　　　　　　　　　

12位｜Life and Time（ライフアンドタイム）『Age』[LP]

　　　　　　　　　　

13位｜Life and Time（ライフアンドタイム）『CHART』[LP]

　　　　　　　　　　

18位｜Low Hanging Fruits（ローハンギングフルーツ）『Bitter Sweet』

　　　　　　　　　　

24位｜JINex（ジネックス）『Butterfly』

　　　　　　　　　　

25位｜cotoba（コトバ）『Humanoid operational』

　　　　　　　　　　　　

SUMMARY

今回の首位は、8月より二ヶ月にわたり行った北米ツアーを経て、SpotifyやApple Musicなど国外ストリーミングサイトでリスナーを拡大している3ピースバンド・Wave to Earthの『0.1 flaws and all. 』。ファン待望のLP版がランクインした。タイトル曲「bad」は、ボーイズグループ・CRAVITYのTAE YOUNGが公式YouTubeチャンネルにてカバー映像を公開し、原曲に注目が集まるきっかけとなった。先日発表されたApple Music〈The 100 Best Songs of 2023〉に選ばれ、今年の彼らの音楽活動を代表する一曲となったと言えるだろう。

ニューカマーから注目は、24位のJINex『Butterfly』。JINexは、2021年より活動を開始し、これまでSummer SoulやMRSHALL、KIRIN等と制作作業を行ってきたR&Bプロデューサー。『Butterfly』は、彼が得意としている、ディスコ、スロージャム、ニュージャックスウィングなどの90年代レトロサウンドを融合させる技法によって生まれる、新鮮でエモーショナルな楽曲が特徴のアルバム。先述のアーティストとのコラボレーション曲が収録され、彼のプロデューサーとしての過程を表現している。

その他、Top10圏内にはChoi Yuree 、Jeongmilla 、Minhwi Lee 、no reply 、The Black Underground の新譜がランクインし、以後も新譜が続いている。2023年も終わりに近づく中、まだまだチャートは盛り上がりを見せそうだ。

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