韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2022年5月11日〜5月25日分をご紹介。
NEWCOMER OF THE WEEK
Jannabi’s small pieces ll : GRIPPIN’THEGREEN - EP|JANNABI
・リリース日:2022/05/19
・カテゴリ:ロック
singles 18-21|Nerd Connection
・リリース日:2022/05/20
・カテゴリ:ロック
NOTATE|Han Hee Jung
・リリース日:2022/05/25
・カテゴリ:ロック
AQUA CITY|Kim Areum
・リリース日:2022/05/24
・カテゴリ:エレクトロニック
STOP OVER|Epitone Project
・リリース日:2022/05/24
・カテゴリ:バラード
Special Edition|LEEBADA
・リリース日:2022/05/11
・カテゴリ:R&B
Dangerous World|Yoon Young Bae
・リリース日:2022/05/20
・カテゴリ:フォーク
Bak Chang Geun BEST 20|Bak Chang Geun
・リリース日:2022/05/30
・カテゴリ:フォーク
Neo Seoul|twlv
・リリース日:2022/05/24
・カテゴリ:R&B
w|2apartment
・リリース日:2022/05/11
・カテゴリ:フォーク
SUMMARY
2020年冬にリリースしたEPシリーズの第二弾『Jannabi’s small pieces ll 』が首位にランクイン。4月後半に突如ティザーを公開、その後リーダーのチェ・ジョンフンがSNSで手書きのメッセージとアルバムコンセプトをイメージしたイラストを投稿し発売を知らせたことなど、ファンの間で度々話題になった今作。副題に「緑」という単語がある通り、今作は麗かな晩春から初夏の雰囲気を感じさせる4曲が収録されている。アルバムと同名のタイトル曲「GRIPPIN’THEGREEN」は、シンセサイザーやストリングスの使い方、そしてメロディーの雰囲気に懐かしさを感じる歌謡曲。3rdアルバム『The Land of Fantasy』の収録曲「Summer ll」の歌詞“緑を手にした私たちは夏に”というフレーズから生まれた楽曲となっている。
先日、JANNABIは、7月27日にアメリカ・ニューヨークの公演場「リンカーン・センター」で開催されるイベント“K-Indie Music Night”に、byebyesea(アンニョンパダ)と共に出演することを発表した。インディーズ界では初の大規模海外公演となる予定で、このチャートでも度々首位を獲得しているJANNABIの世界的な活躍が期待される。
今回の注目は、2010年にデビューした《SPACE SOUND》所属の女性シンガー、Kim Areum。メディアでは“シティポップの女神”と呼ばれ、甘く涼しげな声で奏でるポップソングたちは韓国シティポップシーンで大きな存在感を見せている。ファンの間でバイナル化が熱望されていた2020年発売の『AQUA CITY』が5月にリリース、初登場ながら上位にチャートインした。『AQUA CITY』は歌手活動初の“完全シティポップ・アルバム”となっており、清涼感ある歌声とシンセサイザー、ファンキーでグルーヴィーなバンド・サウンドで80年代のポップソングを再解釈した10曲が収録。長く一緒に曲制作を行ってきたSpace CowboyやJADEをはじめ、男性歌手のMuzieなど多数の音楽家が参加している。
順位が大きく動いた今回のチャート、最も大きく上昇したのはNerd Connectionの『New Century Masterpiece Cinema』。6月初旬の新曲リリース、多くの音楽ファンから注目されたバンド・サバイバル番組『Great Seoul Invation』のライブ映像など話題が続いていることも集計に反映されたと考察する。
©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD
K-INDIEチャートとは
韓国最大手のインディ・ディストリビューター<Mirrorball Music>が提供している、インディアーティストに特化した音楽チャート。Yes24、Interpark、MIHWADANG、HYANG MUSICなど、韓国大手オンライン販売サイトやレコードショップでのアルバム販売数を基準に算出している。韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル<Bside>が<Mirrorball Music>と公式ライセンスを結び、BUZZYROOTSとコラボで最新のチャートを随時公開していく。
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