K-INDIE CHART

【2020年上半期】K-INDIEチャートTOP30|HYUKOH『through love』が首位。チャンナビ、赤頬思春期、SE SO NEON等が続く

2020-09-04

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【2020年上半期】K-INDIEチャートTOP30|HYUKOH『through love』が首位。チャンナビ、赤頬思春期、SE SO NEON等が続く

2020-09-04

韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2020年上半期トップ30をご紹介。

  

2020年上半期 TOP 3

through loveHYUKOH(ヒョゴ)

カニエ・ウェスト、エイミー・ワインハウス、ビョークなどが制作作業を行ったイギリスのスタジオ「Real World Studios」で録音を行い、ベルリンでヴォーカル録音とミキシング作業を行なったという渾身の一枚。かねてよりこだわっていた、”アナログなサウンド”をより追求している。

  

LEGENDJannabi(チャンナビ)

「韓国のグラミー賞」と呼ばれる 韓国大衆音楽賞 2020にて、タイトル曲「for lovers who hesitate」が”今年の歌賞”を受賞した。およそ3年ぶりにリリースされた今作はディスコやオルタナティブまで、Jannabiの特徴であるグルーヴサウンドを多角的に魅せている。

   

Puberty Book Ⅱ Pum|BOL4(赤頬思春期)

5月13日にリリースされた、アン・ジヨンのソロユニットに体制変更して初のアルバムとなる。EXOのベクヒョンが参加し注目を集めた「Leo(feat.BAEKHYUN)」、ピュアな春風を感じる「Hug」がハイライトとなった作品。

 

SUMMARY

2020年上半期 K-INDIEチャート トップ30 首位を獲得したのは、2月4日にリリースされたHYUKOH(ヒョゴ)の『through love』。コロナショック直前に滑り込むように2020年2月に開催されたジャパンツアーで、生ライブを目にした人も多いのではないだろうか。今までとガラッとスタイルを変えた新譜であったが、心配は要らなかったようだ。本アルバムに続きチャートに食い込んでいる『23』『24 : How to find true love and happiness』をまだチェックしたことない方は、ぜひ合わせて聴いてほしい。2位の座についたのは、2019年のリリース当初から常にランキング上位を保っており勢いが止まることを知らないJannabi(チャンナビ)の『LEGEND』であった。

HYUKOH、Stella Jang(ステラ・ジャン)、Sunwoojunga(ソンウ・ジョンア)を抑えて最も多くのアルバムがトップ30にチャートインしたのは、赤頬思春期(BOL4)である。『Puberty Book Ⅱ Pum』『Puberty Book Ⅰ Bom』『Two Five』『RED PLANET』の計4枚がランクインしており、現地での人気っぷりが伺える。

直近のチャートではLEE NAL CHI(イ・ナルチ)やcotobaといった昨年のチャートではその名を見ることがなかったアーティストたちが上位に台頭してきており、果たして下半期での逆転となるか、今度の展開に目が離せない。

©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD

 

RECOMMEND

Bside|代表 SUNNY

Nonadaptation / SE SO NEON

坂本龍一もハマったという3ピースバンド。‘新(鳥)少年‘というバンド名から曲を聴いたとき、中性的なボイスで男性をイメージしましたが、実際ボーカルのソユンの写真をみて衝撃を受けた覚えがあります。韓国でのライブで初めて会った彼女は、ステージ上の貫禄溢れるカリスマティックな顔とは真逆のシャイな姿で、まだ20歳という若さに2度目の衝撃。新メンバーを迎え、2年ぶりに出したセカンドEP 「Nonadaptation(非適応)」は、‘不適応‘ではなく、自ら選択した‘非適応‘をテマに、グルーブ感溢れるサウンドと斬新なメロディー、さらにスケールアップした存在感を出しています。特にソユンのヴィンテージギターが魅力的な「Go Back」は、コロナ渦に迷い込む今の青春にぜひ聞いてほしい1曲です。

BUZZYROOTS|IZUMI

STELLA I / Stella Jang

フランスでの留学経験を持ち、韓国語、英語、フランス語を得意とするシンガーソングライター。また音楽面では、作詞と作曲に加え、ギターやピアノ、フルートの優れた演奏実力を持っています。元々BIGBANGを聞いて女性ラッパーを目指していたところ、韓国のフォークやバラードに触れて刺激を受け、スタイルをがらりと変えたというので驚きです。初の正規アルバムとなった『STELLA I』は、彼女の魅力的な歌声を中心にしたシンプルなアレンジが聴き心地良く、春から夏に自宅でゆったり聴くのにぴったり。一日の終わりに感じる気怠さを語る「Good Job」や「Reality Blue」など、誰もが一度は感じるような気持ちを描く歌詞の世界観もまた、聴き心地の良さの一つかなと思います。

BUZZYROOTS|AKARI

I can’t tell you everything / CHEEZE

女性シンガーソングライター、ダルチョンのソロバンド。私が韓国インディーズにハマった初期、初めて聴いたのが 大橋トリオ 作曲の「Be There」のカバーでした。その時から、彼女の甘い歌声が好きでよく聴いています。ジャンルも多岐に渡り、彼女の作品を聞くだけでアコースティックから電子音、ジャズ、バラードまで、音楽トリップができてしまいます。1曲目の「 I can’t tell you everything」や最後の「Excuse」のようにスローで奥ゆかしい曲も良いのですが、個人的には「Today’s Mood」のように弾むようなビートの細かい曲がお気に入り。コロナで気分が塞がりがちですが、彼女の曲をかけると部屋の空気がガラッと変わるんです。

 

K-INDIEチャートとは

韓国最大手のインディ・ディストリビューター<Mirrorball Music>が提供している、インディアーティストに特化した音楽チャート。Yes24、Interpark、MIHWADANG、HYANG MUSICなど、韓国大手オンライン販売サイトやレコードショップでのアルバム販売数を基準に算出している。韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル<Bside>が<Mirrorball Music>と公式ライセンスを結び、BUZZYROOTSとコラボで最新のチャートを随時公開していく。

✔︎ チャートに関するお問い合わせはこちらまで

 

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  • この記事を書いた人

Akari

1994年生まれの自称、韓国音楽PR大使。インディペンデントな韓国のミュージシャンや業界人を中心にインタビューやコラムを執筆。「韓国の音楽をジャンルレスに届ける」をモットーに、韓国インディーズ音楽特化型メディア「BUZZYROOTS」の運営やDJイベントへの出演、アーティストのアテンドなど、多岐に渡り活動中。一番の推しバンドは、SURL。

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