📝 本記事は、公式プレスリリースおよび関係者からの情報提供をもとに作成しています。
ソウルを拠点に活動するシンガーソングライター兼プロデューサーのSion(シオン)と、東京のインディーズ・シーンで活躍するデュオSATOH(サトウ)が、初のコラボレーション・シングル「summer punk」を8月21日(金)にリリースした。日韓それぞれの音楽シーンでハイパーポップやデジコア、ロックをベースに独自のサウンドを築いてきた2組が、互いに共有するインターネット世代ならではの感覚を手がかりに制作した意欲作だ。
コラボレーションのきっかけは、SATOHからのアプローチだった。SATOHが韓国を訪れた際、Sionの所属事務所〈Beautiful Noise〉のオフィス兼スタジオを訪問しセッションを行ったことから、デモ制作を重ねながら方向性を固め、現在のバージョンへとたどり着いたという。Sionはボーカルとプロデュースに加え、ミックス、マスタリングまで自らの手で仕上げている。
Sionは、ドイツ生まれの韓国人ミュージシャン。クラシック声楽家の両親のもと、幼少期から音楽教育を受けて育った。ジャズをベースにしたオルタナティブR&Bで韓国の音楽シーンに登場した後、サウンド・デザインへの探求を経て、ハイパーポップやデジコアの領域へと自身の音楽を展開させてきた。2025年に発表したEP『eigensinn』はフィジカル盤2,000枚のセールスを記録し、その変化がリスナーから高く評価された。同年12月にはロンドン、パリ、マドリード、ケルン、ベルリン、フランクフルトの6都市を巡るヨーロッパツアーも成功させている。

一方のSATOHは、Linna Figg(リナ・フィグ)とKazuki Matsumoto(カズキ・マツモト)からなる、現在の東京インディーズ・シーンで最も注目を集める2人組デュオだ。ヒップホップ、ハイパーポップ、ロックを融合させた独創的なサウンドで、日本のユースカルチャーから急速に支持を広げてきた。2024年には韓国のプロデューサーKimjと『cdr』を発表したほか、同年のEP『BORN IN ASIA』でApple Vinegar Music Award(ASIAN KUNG-FU GENERATIONのリーダー、後藤正文が主催する音楽賞)にノミネート。Shibuya WOMBやSpotify O-EASTで開催した自主企画『FLAG』ではチケットが完売するなど勢いは止まらず、2024年の『FUJI ROCK FESTIVAL』にも出演した。2024年1月には〈TOY’S FACTORY〉とメジャー契約を締結している。
アップテンポなビートの上で、パンクロックの衝動的なエネルギーと、ハイパーポップ特有の歪んだデジタルの質感が真正面からぶつかり合う「summer punk」。「summer vibe」や「東京からソウルまで持っていくエネルギー」という言葉が象徴するように、2組が持つ若々しくエネルギッシュな情熱が曲全体に込められている。
Sionは7月の来日時、SATOH主催のライヴ・イベント『FLAG NIGHT』に出演。続いてSATOHは8月24日にソウルを訪れ、本作のジョイント・ショーケース公演に出演する予定だ。「summer punk」をきっかけに、韓国と日本のインターネット・ミュージックのリスナーたちが国を越えて一つのコミュニティとして繋がっていくことを、2組は目標にしているという。シーンのターニングポイントとなり得るこの初コラボレーションを通じて、両国のシーンで活躍してきた2組がどのように活動を広げていくのか、これからの動きにも注目してみてほしい。
リリース情報
Sion x SATOH「summer punk」

Release Date:2026-8-21
Release Format:Streaming & Download
Label:Beautiful Noise
Track List:
01. summer punk
■ 配信リンク:Spotify|Apple Music|Youtube Music
■ Sion:Instagram