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【イベントレポート】Dopein “Circles HOLIDAY Remix” Listening Party in Tokyo

韓国のR&Bアーティスト・Dopein(도핀/ドピン)を迎えたライブ/トーク/DJのイベント『Dopein “Circles HOLIDAY Remix” Listening Party in Tokyo』が、2026年5月16日に東京・阿佐ヶ谷のcafe & bar Rojiにて開催された。本記事では、そのイベントの様子をレポートする。

본 기사를 한국어로 읽고 싶으신 분은 [여기]에서 확인하실 수 있습니다.

Text : 火気厳禁 / kakigenkin
Live photo : Yuki


韓国音楽ライターとしても活動する火気厳禁のDJからイベントがスタート。韓国R&Bをフィーチャーした選曲の中にイベントの主役であるDopeinの楽曲を織り交ぜ、ライブに向けて徐々に会場の雰囲気を高めていく。

火気厳禁 / kakigenkin


DJの後には、火気厳禁、Dopein、日花莉/hikari(通訳)によるトークセッションが続く。実際にレコードで楽曲を再生しながら、イベントの主題であるアルバムの制作時のエピソードや1年ぶりの来日の感想、Jinbo the superfreak「Ease Your Mind」への参加、Yves「NAIL」「Break it」の作詞についてなど、限られた時間ながら最近1年間とこれからのDopeinの活動についてトークを繰り広げた。この会場で初めて公開されたエピソードもあり、思わぬサプライズにファンは感嘆の声を上げた。

   

talk session(火気厳禁, Dopein, 日花莉/hikari)

転換の後、イベントのメインであるDopeinのライブがスタート。「Don’t be」「Lick」「Reason to Stay(KIHU Holiday Remix)」のパフォーマンスでは、『Circles』のテーマである「出会いと別れの循環」という世界観、そして彼女が得意とするジャズR&Bのサウンドが会場を包み込む。曲の合間にはそれぞれの楽曲にまつわるエピソードや歌詞に描かれた情景についてのコメントもあり、観客はより楽曲の世界観に没入しながらライブを楽しんだ。

ライブ中盤には、彼女が作詞に参加したYves「Break it」のカバーが披露された。今回のイベントのために用意されたという温かみのあるバンドサウンドのアレンジ、そしてDopeinのソウルフルかつ玲瓏な歌声が決意と解放感を原曲とはまた違った形で表現し、その切実さも感じさせるパフォーマンスを観客は瞬きを忘れて見守った。

Dopein

今回のremix盤にも参加しているプロデューサー・Weissenと協業した「Fallen Angel(공범/共犯)」では2人の逃避行を切れ味鋭く描き出し、音楽ユニット・fourfiveとのコラボレーション楽曲「SAME」ではレイドバックしたR&Bのグルーヴと共に観客を揺らす。R&Bジャンルを軸としながらも、様々な情景を描き出すことの出来る音楽的なスペクトラムの広さも、彼女の持つ魅力の1つだと言えるだろう。

最後には2025年の日本初パフォーマンス時にも歌われたBrandy「I Wanna Be Down」のカバーを披露。好意を向ける相手への気持ちを率直に表現したこの曲で会場を大いに盛り上げ、万雷の拍手と共にライブパートの幕を閉じた。


再び転換を挟み、J-POPや韓国音楽に精通する CALYNE がライブの熱気をDJで引き継ぐ。K-R&B、K-HIPHOPからm-floなど日本のアーティストまで幅広い選曲を展開、続くDJの 1skr もその流れを受け継ぎ、R&Bというテーマを柔軟に解釈した選曲が続いた。2人のDJプレイと並行してLPレコード『Circles HOLIDAY Remix』などのグッズを本人が直接販売し、ファンとの交流を楽しんだ。イベントの最後にはDopeinが「今日来てくださった皆さん、関係者の方々、こんな素敵な機会を頂けてありがとうございました!」と感謝を述べ、1年ぶりとなる日本での舞台を締めくくった。

CALYNE(리카코)

1skr

ファンと写真を撮るDopein


LPレコード『Circles HOLIDAY Remix』は渋谷のHMV record shop、御茶ノ水のdisk union JAZZ TOKYOにて販売されている。イベントに来られなかったリスナーの方も、是非各店舗にて実物を手に取って頂きたい。

   

■ セットリスト
1. Don’t be
2. Lick(feat. ZENE THE ZILLA)
3. Reason to Stay(KIHU Holiday Remix)
4. Break it(yves cover)
5. Fallen Angel(공범)
6. SAME(feat. Redef)
7. I Wanna Be Down(Brandy cover)

■ “Circles HOLIDAY Remix” オンライン販売リンク
https://diskunion.net/black/ct/detail/1009244000

  

Dopein|プロフィール

韓国のR&Bアーティスト・Dopein(ドピン)。幼少期から音楽に親しみ、大学でのサークル活動がきっかけとなり本格的に音楽活動を開始。2014年頃からSoundCloud上に音源を発表し、2018年シングル「Sorry my phone」でデビューした。2024年にはクリエイティブスタジオORB HAUS、グローバル音楽流通会社The Orchardと契約を結び、以降も自身の楽曲のリリースの他、各種イベントへの出演、韓国を代表するプロデューサーJINBO the superfreakのアルバムへの参加(「Ease Your Mind (feat. Dopein)」)、2026年4月には韓国のソロアーティスト・Yvesの楽曲「NAIL」「Break it」の作詞へ参加するなど、その歌声と英語の実力を武器にアーティストとしての影響力を拡大し続けている。2025年には六本木Commonにて初来日パフォーマンスを成功させ、日本のリスナーの間でも注目度が高まっている。

DopeinInstagramXYouTubeSpotifyApple Music

  

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火気厳禁

火気厳禁

韓国音楽ライター、DJ

2018年の年末からK-POPにハマり、韓国音楽(K-POP, K-R&B, K-HIPHOP…)について語るブログを運営。2023年に雑誌『ユリイカ』に評論「K-POPガールズグループにおけるラッパーの系譜——連鎖し、伝播するシスターフッド」を寄稿し、以降、韓国アーティストへのインタビューやアーティスト紹介コラム、ライブレポート、また韓国アーティストの新曲発表に合わせたプレスリリースの作成と配信などを行っています。 2025年よりDJとしても活動を開始し、都内各所のクラブやDJバーにて行われるK-POP, 韓国音楽系のイベントに出演中です。

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