韓国インディ音楽シーンの「今」がわかるチャート「K-INDIE チャート」。Vol.321(2026年6月26日〜7月10日分)をご紹介。数々の韓国ドラマOSTを手掛けてきたSSW チェ・ユリが、連作となる最新EP『Stay: Two』で堂々の1位。さらに、ウェスタン映画をコンセプトに据えたインディバンド・Ghost Bookstoreの1stフルアルバムなど、注目作が多数ランクイン。
K-INDIEチャート Vol.321

Editor’s Picks
1位|Choi Yu Ree(チェ・ユリ)『Stay: Two』
『涙の女王』『未知のソウル』『海街チャチャチャ』など数々の韓国ドラマOSTを手掛けてきた実力派シンガーソングライター チェ・ユリ(Choi Yu Ree)が、2026年7月9日にリリースした最新EP。本作『Stay: Two』は、2025年10月にリリースされたEP『Stay: One』に続く連作。力強く飛躍し、たくさんの感情と向き合いながら、最後には一人になる。何かに怯えながら一人で歩き出し、二人になり、記憶を味わう『Stay: One』で繰り広げられたストーリーとの対比にも注目したい。リード曲「Last Love(막사랑)」のMVには歌手/俳優のパク・ジニョンが出演し話題に。多くの人から愛される代表曲「숲(Forest)」の日本語訳バージョン「森」のリリースや『K-CON JAPAN 2026』への出演など、日本での活動に力を入れている彼女。昨年初となる来日公演を行い、今月8月30日には東京・浜離宮朝日ホールで二度目のコンサート開催が決定している。
12位|Ghost Bookstore(幽霊書店)『4 Steps ‘Fore the Spiral』
2024年にシングル「Children with Starry Blood(별의 피가 흐르는 아이들/直訳:星の血が流れる子どもたち」でデビュー。シューゲイズ、マスロック、ガレージなど多様なジャンルを取り込みながら積極的に公演活動を行う新鋭の4人組インディロックバンド・Ghost Bookstore(幽霊書店/유령서점)が、待望の1stフルアルバムを6月22日にリリースした。本作のテーマは「アメリカン・ウェスタン」。これまでのシューゲイザー、ドリームポップ的な夢幻的で内向的なイメージを一変させ、荒野や馬、馬車、渦といったイメージをモチーフに、荒々しくエッジの効いたガレージサウンドが炸裂する快作。バンドの試練を経てメンバー全員でプロデュースした全13曲(CDは限定曲を含む全14曲)には、彼らならではの夢幻的な美しさを保ちつつも、かつてない開放感と力強いメッセージが宿っている。新しいチャプターへと力強く踏み出した彼らの次の一手から目が離せない。2025年には、日韓音楽シーンをつなぐショーケースイベント『Any Good Music Here?』への出演で来日。その時のインタビューもぜひチェックを。
Newcomer List
- Choi Yuree『Stay: Two』
- LEE SEUNG YOON『Album 0』[What Ver.]
- LEE SEUNG YOON『Album 0』[What Ver.]
- THORNAPPLE『My Century』[Digipak ver. + KiT ver.]
- THORNAPPLE『My Century』[Digipak ver.]
- LEE SEUNG YOON『Album 0』[Dawn Ver.]
- Kim Marie『Love Letter』[LP]
- 9 and the Numbers『99%, Best [THE EXTENTED EDITION]』[LP]
- YeonJeong『GO』
- 615『by one’s side』[LP]
- IMSEMO『OVER』
- Ghost Bookstore『4 Steps ‘Fore the Spiral』
- THORNAPPLE『My Century』[KiT ver.]
- HYUKOH『24 : How to find true love and happiness』[再発売]

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