韓国インディ音楽シーンの「今」がわかるチャート「K-INDIE チャート」。Vol.315(2026年3月26日〜4月10日分)をご紹介。SSW ハ・ヒョンサン、イ・ハソ、zZらの注目作が多数ランクイン。
K-INDIEチャート Vol.315

Editor’s Picks
1位|Ha Hyun Sang(ハ・ヒョンサン)『New Boat』
今年デビュー8周年を迎えた実力派シンガーソングライターのハ・ヒョンサン(Ha Hyun Sang/하현상)が、4月6日に約3年ぶりとなるフルアルバム『New Boat』をリリース。自ら全9曲の制作に携わり、これまで慣れ親しんできた枠を超えて新たな音楽の海へと漕ぎ出す挑戦と出発を象徴している。
アルバムにはタイトル曲「Odyssey」をはじめ、ロックやゴスペル、ポップバラードなど多彩なジャンルが収録され、日常の楽しさや解放感を表現。4番トラック「biscuit」にはSUMINがフィーチャリングで参加している点も見逃せない。リリース直前にはソウルでアーカイブライブを開催し、新曲をいち早くファンに披露して話題に。これまでの哀愁漂う情緒に加え、より前向きで自由なエネルギーを分かち合いたいという彼の音楽的成長が凝縮された一作となっている。
7位|YIHASO(イ・ハソ)『In Hindsight, It Was Love』
自身の内面や日常を素直な言葉で綴る韓国のインディフォーク・シンガーソングライター、YIHASO(イ・ハソ/이하소)。2024年8月にシングル「普遍的な後悔」でデビューしたばかりの新鋭ミュージシャンだ。
本作『In Hindsight, It Was Love(原題:지나고 보니 사랑이었던 것들)』はそんな彼女の1stフルアルバム。タイトルは直訳すると「過ぎてみれば愛だったものたち」。自身の内面にある不安や孤独、みじめさといった負の感情や過去の傷跡を自分の一部として受け入れることで、実はそのどれもが「愛」であり、愛し愛されたいと願っていた子供時代の自分が歩んできた記憶の断片であった、という気づきが込められている。アルバムには、旅先での情景を描いた「Georgia」や、無名ミュージシャンとしての葛藤を綴った「最近誰が音楽を聴くのか」など、全10曲を収録。彼女の透き通る歌声と相まって深い感傷を覚える作品だ。
Newcomer List
- Ha Hyun Sang『New Boat』
- CHUDAHYE CHAGIS『SOSUMINJOK』[LP]
- jeebanoff『Misery』[LP]
- YIHASO『In Hindsight, It Was Love』
- ORORA『On My Way』
- zZ『oo』
- off the menu『Concrete Valley』

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