韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2025年5月11日〜5月25日分をご紹介。

- NEWCOMER OF THE WEEK
- 1位|JANNABI『Sound of Music pt.1』【ロック】
- 2位|for_the_poet『The first album: for_the_poet』【ロック】
- 7位|RYE『Untitled Youth』【ロック】
- 8位|Various Artists『Love Songs in a Loveless World』 [LP]【フォーク】
- 9位|MONNI『This Moment』[LP]【ロック】
- 15位|Leaveourtears『acid sugar』【ロック】
- 22位|GAEHWA『LETTERS TO JULIET』【ロック】
- 26位|Dark Mirror Ov Tragedy『The Lord Ov Shadows』[LP]【ロック】
- SUMMARY
NEWCOMER OF THE WEEK
1位|JANNABI『Sound of Music pt.1』【ロック】
2位|for_the_poet『The first album: for_the_poet』【ロック】
7位|RYE『Untitled Youth』【ロック】
8位|Various Artists『Love Songs in a Loveless World』 [LP]【フォーク】
9位|MONNI『This Moment』[LP]【ロック】
15位|Leaveourtears『acid sugar』【ロック】
22位|GAEHWA『LETTERS TO JULIET』【ロック】
26位|Dark Mirror Ov Tragedy『The Lord Ov Shadows』[LP]【ロック】
SUMMARY
1位に輝いたのは、バンド・JANNABI(チャンナビ)の4thフルアルバム『Sound of Music pt.1』(2025年4月28日リリース)。彼自身が追求するサウンドコラージュ技法をベースに、過去の郷愁を現代的な感性で再構築した意欲作。「音楽は幻想ではなく現実である」というメッセージのもと、聴く者を「今この瞬間の感情」と誠実に向き合わせてくれる。タイトル曲「May the TENDERNESS bye with you!」では、aespaのカリナをフィーチャー。美しいハーモニーでアルバムに深みが加わった。
5位は、3人組フォークロックバンド・詩人のために(for_the_poet)の1stフルアルバム『The first album: for_the_poet』(2025年4月11日リリース)。ボーカルのシン・ギョンウは、2021年に放送されたMnetの音楽バラエティ番組『君の声が見える 8』で最終優勝を果たした実力派。20代最後の時間を見つめながら、自身の感情や日常、葛藤、成長を丁寧に記録した初のフルアルバム。全14曲にわたり、繊細な詞とフォーク・ロックをベースとしたサウンドで、若い世代のリアルな心情を真っ直ぐに描き出している。
7位は、R&Bデュオ・cott所属のシンガーソングライター、RYE(ライ)による初のソロフルアルバム『Untitled Youth』(2025年4月30日リリース)。「名前のない青春」というタイトルが示す通り、20代の葛藤、迷い、成長の過程を自身の視点でリアルに描いた全10曲を収録。先行シングル「Voyager」をはじめ、夢を追って上京した頃の高揚や不安、家族への想い、未来への決意が、タイムスリップのように登場する。個人的な記録でありながら、誰もが一度は感じた若さのままならなさを音楽に昇華した、等身大の青春記である。
その他、今月来日公演を予定しているシューゲイズアーティスト・Leaveourtearsの2ndフルアルバム『acid sugar』、バンド・GAEHWA(ケファ)のデビューアルバム『LETTERS TO JULIET』など、新譜が多数ランクインしている。

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