Korean Indie Music and Culture

TAG LIST
K-INDIE CHART

【Vol.189】 K-INDIEチャートTOP30 (2020/12/26-2021/01/10)|トップはイ・ナルチ LP、CADEJOの新譜に注目

韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2020年12月26日〜2021年1月10日分をご紹介。

                                          

NEWCOMER OF THE WEEK

FREEBODY|CADEJO

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

・リリース日:2020/11/18
・カテゴリ:R&B

[/st-mybox]

            

TREND MUSIC

So!YoON!So!YoON!

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

・リリース日:2019/05/21
・カテゴリ:ロック

[/st-mybox]

                   

SUMMARY

首位を飾ったのは、すっかり本チャートの常連となったイ・ナルチの『Sungungga』透明カラー LP。文字通り無色透明の音盤は、プレミア感満載のデザインである。

今回のチャートで唯一の新譜が18位にランクインしたCADEJO(カデホ)の『FREEBODY』。CADEJOは、2018年にEP『MIXTAPE』でデビューし、途中メンバーチェンジを経験しつつ独自の音楽を確立させてきた実力派バンドである。楽器隊の比重が非常に大きい彼らの楽曲は、言語がわからなくとも直感的に楽しみ、味わうことができる。2021年の<韓国大衆音楽賞>では、ソヌ・ジョンア、ソ・サムエル等の作品に並んで最優秀 R&B・ソウル部門にノミネートされている注目のアーティストだ。

『FREEBODY』は2枚構成で、タイトル曲の「Love Your Harmony」「Pokhara」をはじめとして、計19曲が収録されている。R&Bをベースに、ジャズ、ポップ、ロック、ヒップホップなど、多様なジャンルが混ざり合う。Disc 2の「Escape」に顕著に現れてるように、曲中の予期せぬところでガラッと曲調が変わったり、「Pokhara」「Leslie Cheung」にはピアニスト・ユンソクチョルのエッセンスが加わっていたりと、1曲1曲発見があって面白い。

その他、リエントリーでSoYoON!の『SoYoON!』が久々にチャートに舞い戻ってきた。SoYoON!率いるバンド SE SO NEONは2021年2月5日に「Jayu」をリリースしている。こちらも合わせてぜひチェックしてみて欲しい。

©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD

      

[st-mybox title=”K-INDIEチャートとは” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

韓国最大手のインディ・ディストリビューター<Mirrorball Music>が提供している、インディアーティストに特化した音楽チャート。Yes24、Interpark、MIHWADANG、HYANG MUSICなど、韓国大手オンライン販売サイトやレコードショップでのアルバム販売数を基準に算出している。韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル<Bside>が<Mirrorball Music>と公式ライセンスを結び、BUZZYROOTSとコラボで最新のチャートを随時公開していく。

[/st-mybox]

✔︎ チャートに関するお問い合わせはこちらまで

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
AKARI

AKARI

エディター|ライター

1994年生まれの自称、韓国音楽PR大使。インディペンデントな韓国のミュージシャンや業界人を中心にインタビューやコラムを執筆。「韓国の音楽をジャンルレスに届ける」をモットーに、韓国インディ音楽に特化したWEBマガジン「BUZZY ROOTS」の運営や、音楽・カルチャーメディアへの寄稿、広報、DJイベントへの出演、アーティストのアテンドなど、できることなら何でも形を問わず行なっています。プライベートでは、韓国人の夫と結婚し、二人の子どもを出産。子育てをしながら東京とソウルを行き来しています。

  1. 【Vol.294】K-INDIEチャートTOP30 (2025/5/11-5/25)|チャンナビの4thフルアルバムが首位|若者に寄り添うロックサウンドに注目

  2. 日韓音楽シーンをつなぐヒントはここに。『Any Good Music Here?』主催者・出演者に聞く“越境ショーケース”の舞台裏|INTERVIEW #60

  3. 【Vol.293】K-INDIEチャートTOP30 (2025/4/26-5/10)|wave to earth、HWAKIN、シン・ヒョニらのアルバムがチャートを席巻

RELATED

PAGE TOP
毎月届く、音楽好きのための
韓国インディ通信。
ニュースレターを購読する