韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2021年12月11日〜12月25日分をご紹介。
NEWCOMER OF THE WEEK
Totally Blue|9 and the Numbers
・リリース日:2021/12/24
・カテゴリ:ロック
on the edge of ( )|HELLO GA-YOUNG
・リリース日:2021/12/14
・カテゴリ:バラード
Jebidabang Compilation 2021/2022|Various Artists
・リリース日:2021/12/14
・カテゴリ:ロック
Painting|Kwon Tree
・リリース日:2021/12/24
・カテゴリ:フォーク
naps!|1415
・リリース日:2021/12/15
・カテゴリ:ロック
Flower Shower |N/1
・リリース日:2021/12/16
・カテゴリ:ロック
TREND MUSIC
New Century Masterpiece Cinema|Nerd Connection
・リリース日:2021/10/27
・カテゴリ:ロック
SUMMARY
2021年に多くの売り上げを記録したアルバムが並ぶ中、上位にニューエントリーが5作と意外にも変動があった12月上半期のチャート。
引き続き、シンガーソングライターのLEE SEUNG YOONが独走中。『Even If Things Fall Apart』は発売と同時に初動6万枚の売り上げを記録している。また先日、ソウルオリンピック公演での初の単独コンサート開催が発表され、今作を引っ提げての公演となるそうだ。
3位の9 and the Numbersは、2009年デビューの4人組モダンロックバンド。このバンドでは、ボーカルの9(本名ソン・ジェギョン)を筆頭に、0(ギター/本名ユ・ジョンモク)、3(ドラム/別名BOY.D)、4(ベース/別名coolbursut)と数字の芸名がメンバーにつけられているのが特徴だ。インディ/メジャー問わず音楽的に優れたアルバムが評価される《韓国大衆音楽賞》にて、総合部門・ジャンル別総じて、アワードの歴史上最多のノミネート数を誇る。そんな彼らの新作『Totally Blue』は、コロナウイルスの流行や社会の混乱にインスピレーションを得て、“憂鬱を歌った曲で、人々のブルーな心を励まし希望を与えたい”という思いを込め制作された。同名タイトル曲「Totally Blue」は透き通る9の歌声に心癒される。個人的におすすめしたい。
It's totally blue
I'm completely blue
とても完璧な青さ
雨が降りそうな
重い雲
ーー9 and the Numbers「Totally Blue」より歌詞抜粋
注目のアルバムは、毎年末にリリースされるコンピレーションアルバム『Jebidabang Compilation 2021/2022』(詳しくはVol.188参照)。今回はYe RamやKim Ildu、Jungwoo、Park So Eunなど、過去のチャートに登場したインディーズシーン注目のシンガーソングライターも参加している。次来るアーティストを知りたい耳早リスナーは必聴を。
©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD
K-INDIEチャートとは
韓国最大手のインディ・ディストリビューター<Mirrorball Music>が提供している、インディアーティストに特化した音楽チャート。Yes24、Interpark、MIHWADANG、HYANG MUSICなど、韓国大手オンライン販売サイトやレコードショップでのアルバム販売数を基準に算出している。韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル<Bside>が<Mirrorball Music>と公式ライセンスを結び、BUZZYROOTSとコラボで最新のチャートを随時公開していく。
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