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仁川ペンタポートロックフェスティバル 2022 現地レポート 第一弾|K-Indies Series B333を共にしたアーティストが続々登場!

2022-08-17

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仁川ペンタポートロックフェスティバル 2022 現地レポート 第一弾|K-Indies Series B333を共にしたアーティストが続々登場!

2022-08-17

2022年8月5日〜7日、松島(ソンド)タルピッ祭り公園で開催された「仁川ペンタポートロックフェスティバル 2022」の現場レポートをお届け。 

韓国で活躍するインディーズアーティストらが勢揃いし、韓国最大級のロックフェスティバルと言われる本フェスティバル。今年は3日間で約13万人を動員した。

そんなフェスティバルに、韓国の実力派アーティストを日本国内に紹介するレーベル〈Bside〉が展開している7インチレコードリリース企画《Bside K-Indies Series B333》に参加してくれたアーティストが9組登場。本稿では、その9組のライブ模様をレポートする。  

TRPP

エレファント999、チチ・クリシェ、フルカワユキオから成る3人組バンド。バンドとしての活動はまだ日の浅いTRPPだが、シューゲイジングな曲調と独特な世界観がこの舞台でも発揮された。「調査官ク・ギョンイ」の挿入歌にも起用された「Yeah」や「Coming After」、デビューシングルの「Pause」などを披露。背面に設置されたモニターにはメンバーや観客の様子がエレクトロニックなエフェクトで放映され、彼らの音楽をより引き立てた。

ソヌ・ジョンア

公演前にセットリストを公開したソヌ・ジョンア。韓国のライブ参戦スタイルといえば大きな歓声や合唱が特徴の一つだが、前もってセットリストを公開することにより予習を促し、ファンと一体となって舞台を作り上げた。 彼女の歌唱力は音源からも十分に感じられるが、ライブでは魅力が倍増。集まったファンは、遠くまで響く声量とグルーヴィーなアレンジに酔いしれた。 

Hathaw9y

2日目のCASS STAGEのトップバッターを務めたHathaw9y。普段は釜山で活動する彼らのライブを一目見ようと多くの人が集まり、ロゴが描かれた旗を持ったファンも応援に駆けつけた。メンバーの腕には3人お揃いのキティのタトゥーシールが。哀愁漂う曲調が特徴の彼らだが、 ライブではパワフルな演奏を披露。安定感の中にも初々しさがあり、シックさと可愛さのギャップで観客の心を鷲掴みにした。

oceanfromtheblue

バンドスタイルで舞台に立ったoceanfromtheblue。音源とは異なったアレンジで人気曲を数々披露した。「say yes (feat. Unofficialboyy)」ではunofficialboyyも舞台に登場。ステージを盛り上げた。コメディ・ビッグ・リーグにも起用され話題となった「girl (feat. BLOO)」が始まると一際大きな歓声が上がり、ファンの合唱が響いた。 時折ダンスも披露しつつ、“ライブバージョン”の魅力を存分に発揮した舞台となった。

Silica Gel

Vol.6に参加してくれたSilica Gel。ポストロックのスタイルを貫く彼らは、ライブパフォーマンスにも定評があるバンドの中の一組。40分という限られた時間の中で、「Kyo181」等の定番曲から最新曲の「I’MMORTAL (feat. sogumm)」、8月25日発売予定の新曲「NO PAIN」などを次々と披露。瞬く間に観客を“Silica Gelの世界”に引き込んだ。高い演奏力と爆発的なエネルギーのパフォーマンスで圧巻の舞台を繰り広げ、既存のファンのみならず新規のファンも唸らせた。

SE SO NEON

登場するや否や、男性ファンからも女性ファンからも大きな歓声が上がった。彼らも事前にセットリストを公開したが、初の試みという。韓国国内では初披露となったまだ題名のない新曲や「joke!」、「A Long Dream」を披露。カリスマ溢れるボーカルと国内外で鍛えたライブパフォーマンスでファンを煽り、終始興奮を最高潮に保たせるステージ展開を披露。実力を証明した。

また彼らは8月20日に開催される 「AREA DIP 2022 in MIDNIGHT SONIC」にも出演予定。日本でも彼らの活躍を見れるチャンスをぜひ逃さずチェックしてほしい。

ADOY

ADOYも韓国国内外で活躍するK-インディーズバンドの一組。今回のステージでも高い演奏力とADOYの都会的で洗礼された世界観を存分に発揮した。ミディアムテンポのシンセポップが多い彼らだが、観客は心地よく体を揺らしながら、時には合唱をしながらパフォーマンスに酔いしれた。中でも「Don’t Stop」では、彼ら自身も 歴代最高と称するほどの大きな合唱が響き渡った。ライブのある日常を心待ちにしていたファン達の鬱憤を晴らすような、納得の舞台を披露した。

Say Sue Me

8月24日に発売の7インチレコードにも収録される「My Problem」と「One Week」で幕を開けたSay Sue Meのステージ。軽快なギターサウンドとチェ・スミの歌声が会場に響き渡り、仁川に海岸の風情を作り上げた。爽やかな曲中に繰り広げられる、キム・ビョンギュの情熱的なギターソロも精彩を放ち、興奮を誘った。最新アルバム『The Last Thing Left』からも「Around You」や「To Dream」を披露。一曲一曲を大切にしたSay Sue Meらしいライブ展開で、ファンを魅了した。

Glen Check

始まる前から多くの人だかりができたGlen Checkのステージ。作り込まれたエレクトロニックなサウンドが野外でも光った。突き抜けるようなシンセサウンドと体に響く重低音に、観客も思わず体が動き出す。セットリストの最後に披露した「60’s Cardin」では会場が一体となり踊る姿は圧巻そのもの。往年のファンから新規のファンまで、誰もが満足するステージとなった。

近日、他アーティストやフェスティバル全体の様子を含む第二弾を公開予定。ぜひチェックしてほしい。

仁川ペンタポートロックフェスティバル 2022 現地レポート 第二弾|3日間で13万人を動員したフェスの主人公は?

文/ SENA(Bside)


 

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BUZZYROOTS 編集部

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