K-INDIE CHART

【Vol.194】 K-INDIEチャートTOP30 (2021/03/11-2021/03/25)|DOMA『Drifting to an Island for Reason』が1位   多くの弘大ミュージシャンから追悼の声

2021-04-30

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【Vol.194】 K-INDIEチャートTOP30 (2021/03/11-2021/03/25)|DOMA『Drifting to an Island for Reason』が1位   多くの弘大ミュージシャンから追悼の声

2021-04-30

韓国インディアーティストに特化した音楽チャート「K-INDIE チャート」の2021年3月11日〜2021年3月25日分をご紹介。

                                          

NEWCOMER OF THE WEEK

Drifting to an Island for Reason I Don't Know|DOMA

・リリース日:2017/05/30
・カテゴリ:フォーク

With a lot of exaggeration|Cloud

・リリース日:2021/03/04
・カテゴリ:R&B

Forest [Artwork Limited Edition]|Darin

・リリース日:2021/02/22
・カテゴリ:バラード

You are to me|GIFT

・リリース日:2021/03/16
・カテゴリ:フォーク

Winter And Spring|Lee Jung Kwon

・リリース日:2021/03/09
・カテゴリ:バラード

Lies Are Relative|GRAPHY

・リリース日:2021/03/11
・カテゴリ:ロック

Blues Buffet|CR TAEGYU

・リリース日:2021/03/23
・カテゴリ:ブルース

                 

TREND MUSIC

GAUSSIAN|youra

・リリース日:2021/02/02
・カテゴリ:R&B

                   

SUMMARY

ニューエントリーから今回はトップ3を紹介。

1位はDOMA『Drifting to an Island for Reason』。DOMAは1993年生まれのキム・ドマ(ボーカル&ギター)をフロントマンとする2人組バンド。2015年に『도마 0.5』でキム・ドマ個人でデビューし、2017年にリリースした正規1集『Drifting to an Island for Reason』からゴヌ(エレキギター)、ソン・ウォンジン(現在は脱退、パーカッション)とバンドとして活動を開始する。当アルバムは第15回韓国大衆音楽賞のフォーク部門でアルバム・楽曲共にノミネートされ、評論家から一目置かれる存在となる。アルバムジャケットには水着を着た少女が浮き輪を持ち、氷山から広大な海に向かって立っている様子が描かれているが、シンガーソングライターからバンド体制への変化や、セウォル号沈没事故などの社会的出来事、また影響を受けた文学や音楽など制作当時の彼女の心境が込められた作品となっている。収録曲たちは、ドマのアンニュイなボーカルが引き立つような編成やリズムであるが、ボンゴやウッドドラム、ギターの通気孔などをパーカッションに用いたり、オーボエの伸びやかな旋律にギターのハーモニクス奏法を重ねるなど特色あるアレンジが印象に残る作品となっている。以前紹介したJebidabangを運営するCTR Soundのプロデューサーがアレンジを手がけ、とても秀逸である。昨年ではNetflixで配信中のドラマ『保健教師アン・ウニョン』のOSTに参加し、ドラマを通じて国内外に広く知られ始めていた中、先月19日に病気のため突如この世を去った。訃報は弘大の音楽関係者に大きな悲しみとショックを与えた。2月にリリースされたアルバムの収録曲「Sleepless night」でドマをフィーチャリングに迎えたXeudaは、自身のSNSで彼女へのメッセージを綴り、その中で「美しくたくましい人」と称えた。今年に入ってからはDOMAの正規2集の準備に集中していたところであったが、彼女亡き後もリリースに向けて引き続き進めていくとのこと。遺作となる2集への関心がファンの間で高まっている。

2位はCloud『With a lot of exaggeration』。Yerin Baek設立のレーベル〈Blue Vinyl〉に先月4日に所属と同時にリリースされた正規一集アルバム。CloudはBye Bye Badmanのメンバーとして2011年にデビューし、2015年にYerin Baek『FRANK』よりプロデューサーとして参加。余談だが昨年7inchレコードでリリースされたLuli Leeもメンバーの一人である。以降、『Our love is great』、『Every letter I sent you』、「tellusboutyourself』の収録曲ほとんどのアレンジを手がけている。さらに、CHUNG HA、GIRIBOY、MELOMANCEなども手がけ、プロデューサーとして業界関係者から注目を集めてきた。また並行して4作のEPをリリースし、シンガーソングライターとしても活動してきたが、今作はCloud個人としての本格的な活動を期待させる。アルバムに寄せて本人は「私の個人的な憂鬱や幸せが、聴く人それぞれの心の中へ精一杯誇張して伝えられたらと思う。 ただこの音楽は、私の人生を誇張して言う言葉にすぎない」といったコメントを残しているが、エッセイ集のようなタイトルと歌詞の各曲はCloudという人間の様々な表情・感情を映し出している。また、これまでのYerin Baekのヒット曲を彷彿とさせる心地良いR&B曲も収められており、必聴だ。

3位はDarin『Forest [Artwork Limited Edition]』。2017年に『Autumn』でデビュー、その後8作品をリリースしている。昨年12月にはJTBCのオーディション番組『シングアゲイン』に出演し、8位にランクインしたLee Jung Kwonとデュエットで素晴らしいケミストリーを魅せ、審査員たちから高い評価を受けた。昨年のEP2作の完結作としてリリースされた正規アルバムでは、「Letter」の宅録バージョンをはじめ、独特の深みを持つ中低音の歌声が際立つ多色な楽曲がまとめられている。

その他、『シングアゲイン』出演のLee Jung Kwonと、MBC『デュエット歌謡祭』とJTBC『スーパーバンド』出演のGIFTといったテレビ番組で活躍を見せるK-INDIE勢の人気が伺える結果となっている。

©︎Bside / Cover design by NOVVAVE RECORD

      

K-INDIEチャートとは

韓国最大手のインディ・ディストリビューター<Mirrorball Music>が提供している、インディアーティストに特化した音楽チャート。Yes24、Interpark、MIHWADANG、HYANG MUSICなど、韓国大手オンライン販売サイトやレコードショップでのアルバム販売数を基準に算出している。韓国の実力派アーティストを紹介するレーベル<Bside>が<Mirrorball Music>と公式ライセンスを結び、BUZZYROOTSとコラボで最新のチャートを随時公開していく。

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Izumi

韓国ミュージックライター。他業界とパラレルワークで活動中。ドラマ、音楽をはじめ韓国エンタメ愛好歴は10年以上になるが、ライターとしてはまだ4年目。 韓国留学を機にインディシーンの虜に。 自由な表現でアイデンティティを発信している新進気鋭のアーティストを広めるべく、業界人やアーティスト等にインタビューし記事を掲載するほか、プロモーション記事企画や映像企画を実現。 近年ではアジアのミュージシャンに活動の範囲を広げ、多岐にわたり活動している。

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