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【SURL】 7インチレコード発売記念 独占インタビュー | INTERVIEW #8

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【SURL】 7インチレコード発売記念 独占インタビュー | INTERVIEW #8

新進気鋭の韓国ミュージックを国内に紹介するレーベル<Bside>。韓国音楽シーンを盛り上げているアーティストの既発曲からセレクトし、バイナルカットするプロジェクト「Bside K-Indies Series」の第二弾が3月25日にリリースされた。今回リリースされるアーティストはThe Black Skirts、SURL、OurRの3アーティスト。

BUZZY ROOTSでは、順次アーティストへのインタビューを独占公開。


 

第三弾は、韓国のインディーズバンド、SURL。ブリッティッシュ・ロックとブルースをベースに、幅広いジャンルの音楽を独自のスタイルにまとめ上げる4人組バンドである。2018年デビュー後、韓国国内では数々の新人賞を受賞し、数々の海外公演を実現させるなど、名実ともに韓国バンドシーンのスーパールーキーとして脚光を浴びている。2019年11月には、ミツメとの2マンライブを行い、日本のファンに堂々としたパフォーマンスを見せつけた。

今回はそんな彼らにメールインタビューを敢行。すでに世に出ている「Snow」「Dancing on the Rooftop」の2曲が形を変えてレコードで発売されるいうことで、音盤にまつわるエピソードについて訊いた。デジタル音源社会と言われる韓国だが、アナログ盤発売に対して一体どんな思い入れがあるのだろうか。

SURL

※左から、オ・ミョンソク(Dr)、イ・ハンビン(Ba)、ソル・ホスン(Gt/Vo)、キム・ドヨン(Gt)

繋がりを生み出すレコード


ⓒ Happy Robot Records & Bside

 ー「Snow」「Dancing on the rooftop」の2曲がレコードになり、しかも日本で初めて発売となった率直な感想をお聞かせください。

ホスン(Gt/Vo):海外で初めて7インチレコードをリリースすること自体が、私達にとって本当に嬉しいことです。緊張と同時に期待も大きいです。

ハンビン(Ba):多くの日本の方々が僕たちの音楽を好きになり聴いてくださるからこそ、こうしてレコードを発売することができたのだと思います。日本にいるファンの方々に感謝の気持ちを伝えたいです。

ドヨン(Gt):こんなに早く海外で僕たちのレコードをリリースできるとは思っていなかったので、嬉しいです。

ミョンソク(Dr):隣国の日本で、僕たちの音楽がCDではなくレコードで発売なんて、感無量で嬉しい気分です。

ー普段はストリーミングで曲を聴くことが多いと思いますが、アナログレコードは聴きますか?

ホスン(Gt/Vo):たまに家のレコードプレーヤーでLPレコードを聞いたりしますが、普段はストリーミングでよく聴きます。今家にあるレコードプレーヤーは、僕が父の誕生日にプレゼントしたものです。その後、父がLPレコードをいろいろ買ってきたのが記憶に残っています。

ハンビン(Ba):高校の時、ストリーミングサービスの収益の分配構造が不当ではないかと思うようになり、友達と一緒にCDやLPで音楽を聴くプロジェクトをしました。CDを交換して聴いたり、一緒に集まってホームオーディオで音楽を聴いたりした思い出がありますね。今でも時々CDを聴くことがありますが、新曲にもっと早くたくさん触れたいという気持ちが強いので、今では再びストリーミングサービスを使っています。

ドヨン(Gt):Gimbab Recordsというレコード店があります。そこでLPとCDを何枚も買うのが好きでした。その中でも、HOMESHAKEのLPを買って聞いたときの快感が忘れられません。

Homeshake - Just Like My (Official Video)

ミョンソク(Dr):知り合いのお兄さんの家にターンテーブルがあり、ワインを一杯飲みながら、そのターンテーブルでChick CoreaやMiles Davisといったアーティストのジャズアルバムを聞いたことがあります。デジタル音源はとても接しやすくスマートでいいのですが、アナログレコードが持っている質感と雰囲気がとても良くて、たまに兄さんの家に行ったりします(笑)。

Chick Corea: Vigilette | JAZZ NIGHT IN AMERICA

Miles Davis - So What (Official Video)

 

ードヨンさんがGimbab Recordsについてお話されていますが、他にも韓国でおすすめのレコードショップはありますか? 

ホスン(Gt/Vo):現代カードが運営する「Music Library(ミュージック・ライブラリー / 뮤직 라이브러리)」をオススメします。ライブの時に、ここに行ったのですが見所がたくさんあります。それから、レコードショップではありませんが弘大方面にレコードを聴けるバーがたくさんあるので、そこに行くのもオススメですね。僕はお酒を飲まないので行ったことがないですが・・・。

ハンビン(Ba):新水洞(シンスドン)にある「Dope Records(ドープレコード / 도프 레코드)」をお勧めします。限定盤やオールド盤など、なかなか見つけられないアナログレコードがたくさんあります。一度行ってみてください。

ドヨン(Gt)HOTTRACKS(ホットトラックス / 핫트랙스)です。

ミョンソク(Dr):韓国では、本屋さんでも多くのアルバムを販売したりします。なので、近くの本屋さんにもよく行きます。

辛い記憶と楽しい記憶は背中合わせ

ーA面に収録されている「Snow」の魅力を教えてください。

SURL - Snow

ホスン(Gt/Vo):この曲は、近頃みんなが特別な日でも大切な人と一緒にいることができず、憂鬱なことが多い気がして書いた曲です。僕もですし、メンバーのみんなもクリスマスの時に仕事をして過ごしたことがありますが、その時の記憶をもとにして曲を書きました。目一杯、歌詞に感情移入して聴いてもらいたいと思います。

ハンビン(Ba):曲を作った時の記憶ですが、バンド活動を始めて初期の頃は、本当に音楽活動自体が簡単ではありませんでした。フルタイムでアルバイトをしながら、遊園地のチケット販売のアルバイトをしたりしていたのですが、その当時、クリスマスや年末年始など、他の人たちが特別な日に楽しく幸せそうに過ごす姿を仕事をしながら見た時の感情を込めて作った覚えがあります。事務やレストランでのアルバイト等、当時は生活が苦しかったのですが、そんな経験をメンバーと共有して歌にしながら「Snow」という曲を作ったからか、私には大きな意味があります。

ドヨン(Gt):雪が降る様子を僕たちのサウンドとして上手く表現できたと思っています。

ミョンソク(Dr):歌詞を聴いてみると、悲しい人を励まし、共感を与えるような感じがすると思いますが、たまに演奏をしながら僕の方が歌詞に励まされています(笑)。

ーB面 「Dancing on the Rooftop」の魅力を教えてください。

SURL - Dancing on the Rooftop

ホスン(Gt/Vo):「Dancing on the Rooftop」は、僕たちの歌の中で最もファンキーな曲です。ウェブドラマ「LIKE」のOSTに起用された曲です。スタジオで作業し屋上に上がって休憩をしたときに、曲の表現が湧いてきて書くことになりました。

ハンビン(Ba):この曲は、ジャムセッション中できた曲なのに、その瞬間に生まれたものとは信じられません。アドリブでできた曲だからか、面白くて盛り上がる曲になっています。

ドヨン(Gt):本当にダンスを踊るように演奏をしています。この曲ならではの楽しさがありますね。

ミョンソク(Dr):僕たちの曲の中で、数少ないダンサブルな曲でもあります。文字通り、ダンスを踊りたくなるような魅力があります。この曲は、ジャムセッションをしながら自然に生まれたのを覚えています。ぜひ、楽しく踊りながら聴いていただければと思います。

ー今回のレコードを手にした日本の方に向けて、一言メッセージをお願いします。

ホスン(Gt/Vo):僕たちの曲を日本のファンの方々に聴いていただけて本当に嬉しいです。これからも、もっと多くの曲を作ってライブを頑張ります。たくさんの方々の応援をよろしくお願いします!

ハンビン(Ba):これからもっと良い曲をたくさん作ります。日本でもたくさんライブしに行けたら嬉しいです。

ドヨン(Gt):みなさんに僕たちの音楽をLPで聴いていただけて嬉しいです。これからも様々な方法で僕たちの音楽を聴いて欲しいです。

ミョンソク(Dr):日本のファンのみなさん、僕たちの音盤が日本で発売されます。たくさんの愛をよろしくお願いします。必ずまた会いましょう、日本!

ありがとうございます、バンドSURLでした!

BUZZYROOTSでは、Bside K-indie Seriesの情報をどんどんアップしていきますので、ぜひチェックしてください!

レコード購入はこちらから

協力・監修:Bside Label

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Akari

韓国インディーズミュージック専門ディガー。マレーシアという異国の地で留学中に出会った韓国人の影響で韓国カルチャーにどハマり。以降、韓国外交部招へい訪問、韓国留学、日韓交流事業サポートなど、多数のプロジェクトを経て韓国への理解を深め、現在に至る。 WEBマーケティング業界で働きつつ、プレイリスト専門WEBマガジン「DIGLE MAGAZINE」での執筆やフリーライターとして活動中のパラレルワーカー。年に最低2回は渡韓し、現地のアンダーグラウンドな音楽文化やフェスレポートを自身のブログで紹介中!

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